購読記録帳

2007/09/07(金)16:28

『飛ぶ教室』夏号 1000円

文芸誌(37)

特集<動物園へ行こう> 表紙のあべ弘士さんの絵は、ビーバーかな、かわうそかな、イタチかな? あべ弘士さんて、旭山動物園の飼育員さんだったんだ。ワイルドな筆遣いで、動物の絵を描いているよね。今回から4回「動物と子どもの本」というテーマで対談をするらしい。今回は、写真家の今森光彦さん。虫を怖がる大人に育てられた子どもは、虫を怖がる。だから、できるだけ怖がらないようにはしてるんですけれど、芋虫毛虫蜘蛛は気持ち悪いです(^^;。毒虫もいますしね。観察するのは好きですが。でも、娘たちは、昆虫には興味を示さないですね、残念ながら。 動物園は、ゴールデンウィークに行ってきました。コンクリートに囲まれた、昔ながらの動物園ですたが。見てて飽きないですね。ただ、人間のほうが多すぎて、疲れました。ちょっとおもしろかったのは、お弁当を狙っていたカラス。どこかの親子連れが留守しているすきに、おせんべいの袋を持っていってしまいました。見ている人、誰も追い払わないというのも、動物園だったからでしょうか。 「リキテンシュタインの法律」いしいしんじ そんなばかばかしい法律、この国にもありそうな(^^; 「モグラのネグラ」安東みきえ みんな、手のひらの上で踊っているのかな? 「しろふくろう」栗田有起 自意識過剰のしろふくろう? でも、な~んにも考えないよりはましなのか。答えは自分で見つけるものなのか。 「動物園で」ダニイル・ハルムス 動物の名前、ちゃんと覚えてるかな? 前回の号を買い損ねたから、続き物は少し入るのに難しいかなと思ったけれど、それほどではなかった。バックナンバーを申し込めばよいのだよね。 <作家への手紙> 加納朋子さんが、ミルンへ、川端裕人さんがヴォネガットへ書いていらっしゃる。川端さんご自身もSFを書いている。そういえば『婦人公論』で、DJ風の読者コーナーを書いてもいたような。たぶん、ここではないどこかは、子ども心のなかにたくさんあるのかもしれない。 子ども頃、「たくさん本を読みなさい」と言われ、誕生日のプレゼントはいつも本だったし、あらゆる学習雑誌をとっていた。学校の図書室の本を読み漁り、隣りの家の児童文学全集を借りて読んだ。でも、実家の母は、絵本や児童書は子どもだけのものだと思っていたし、SFは子供だましのろくでもないものだと信じていた。それでも、孫たちにとっては、魔法使いのような不思議なおばあちゃんらしい。 さて、わたしはどんなおばあちゃんになるんだろう・・・娘たちはまだ結婚もしてないが(^^;

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