ハプスブルグの午餐
弥生も終わりに近づくと或る日、ランチのご招待がありました。感謝の気持ちも込めてこの記事をマダム・リリーに捧げます。この日のテーブルセッティング。実はこの日のランチのテーマはハプスブルグ帝国。たまたま、お招きされた方たちが、皆さん、昨年ウィーンに行ったという共通項があります。食事前のナプキンにはフランツ・ヨーゼフとエリザベートの絵。先ずは生ハムの前菜。フルーツの酸味に合いますね~。それに2段重ねのトレイって華やかと改めて思いましたです。帆立のムース。軽やかで美味しい♪皇帝・フランツヨーゼフも大好物だったターフェルシュピッツ♪ボイルした牛肉を、バラエティに富んだソースで頂く日本人好みの一品はソースが命。私も大好物なんです。ソーセージ盛り合わせと野菜たち♪程よい塩味にワインがすすみます。何気に思い出されるドイツ語圏です。マダム曰くの本番!デザートたち。彼の有名なザッハートルテ&アプフェル・シュトゥルーデル♪お見事、お見事。彼の地で購入された、アウガルテンの食器にケーキが映えます。最後に、自ら創作したケーキを前に物憂げなマダム・リリー。千年帝国の栄華と薫りに再び酔いしれたひとときを、三軒茶屋にて味わいました。ご馳走様でした♪