2015/04/09(木)04:21
真似すること。
3歳のころの話だ。
当時、僕はウルトラマンを見ていた。
ウルトラマンには、いくつか技があり、
そのうちのスペシウム光線のポーズを、写真をとるときにやっていた。
あるとき、
ひとつ年上の友達と写真をとることがあった。
迷わずスペシウム光線のポーズをとったが、
たまたまその人と同じポーズだった。
「真似してんじゃねぇよ」
辛辣な言葉である。
子どものうちは、どういうわけか、
単なる真似を嫌う傾向にある。
それが原因かはわからないが、
単なる真似をすることは減ったように思う。
なんとなくだけど、
真似することは「いけない」みたいな考え方が生まれたのだろう。
しかし、真似をすることはとても大事なことだ。
勉強方法にしろ、
スポーツにしろ、
音楽にしろ、
まずは真似から入るからだ。
出来る人の真似を徹底して行うことで、
自分のスキルアップになる。
それは、何かを身につけようとする行為には、
必然的につきまとうものである。
大人になると、
本を読んで、いろんな考え方を学び、
素晴らしいと思った考えを、
自分の指針として取り込んでいく。
これも真似の一種だろう。
真似しないことにこだわりを持つ人は、
きっと本当の目的をわすれている。
真似を忌み嫌う人は、
成長する目的を見失って、自分が見れていない可能性がある。
あなたは、真似をしていますか?
真似することによって成長を得ていますか?
それも、
未来を見た上で、「真似」していますか?