2024/04/20(土)22:21 山本巧次「開化鐵道探偵」は面白い 本日、山本巧次「開化鐵道探偵」(東京創元社2017年刊)を読みました。明治12年京都大津間の鉄道敷設のため逢坂山トンネルを掘削中に様々な妨害事件が起こります。鉄道局長井上勝は、元八丁堀同心草壁賢吾に探偵を依頼します。ワトソン役は技手見習の小野寺乙松。明治の鉄道黎明期の雰囲気が味わえる鉄道ミステリーとして、秀逸です。 続きを読む