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このブログでは政治的なことと、あまりにもプライベートに関することと 個人的な悪口だけは書かずにいようと決めていた。(そして閨房関係、爆!!) 特に政治に関しては、日本のことを語るのもむつかしいのに ましてフランスのことは浅薄な私の知識と頼りない語学力をもってしては なんとも不可能と思っていたからだ。 たとえ語ったとしても失笑を買うか、哀れに思われるであろう。 けれど、今回の暴動騒動は日本のマスコミでも大変大きく取り上げられて いるみたいで知り合いや家族、友人にいろいろ心配をおかけしている模様。 ちょっとこの話題に触れずにはいられない状況になってきた。 さいわいリヨンでは、私の知る限りあまり緊迫した事態には至っていない。 学校はまさにリヨン中心部、リヨン市役所のすぐ近くだが警備の警官を 増やしているようにも見えなかったし、街なかは非常に穏やかだった。 バスの通る界隈にも高層の移民向け団地周辺があるが、いつもと変わらず 平和な雰囲気だった。 今まで、パリなどでは日常に焼かれているという車も見たことはなかった。 で、のんきに構えていたけれど。 フランスに住む方たちの今回の暴動に関する日記を読むにつれて だんだんと心理的に緊迫してきた。 実情を知ることもできた。 おなじみのiqcotさんはじめ、MAOさん、三日坊子さん、mikannnokawaさん コキンヌさん等、興味深い、かつ深刻なレポートを垣間見れた。 で、今日とうとうリヨンでも知事による発令で夜間外出禁止令が出た。 ゆえに地下鉄は18時半。バスは18時に終了。 とりあえず9日から13日まで。 あとはその間の経過により決定されるようだ。 わが夫は交通関係の仕事に就いているので普段は夜勤が多い。 が、今日は急に日中の勤務に変更。夜もえらい早く帰宅した。 いつもどおりゆーくりと晩御飯の支度を予定していた私は 大慌てで台所に立った。 当分は学校帰りもさっさと帰宅しないと足がなくなってしまう。 思わぬところに私にも影響が出てきた。 普段どおりの生活のリズムを取り戻すためにも、というのは冗談だが (もっと深刻な被害をこうむってらっしゃる方には大変申し訳ない!) ともかく早く解決して欲しいと切に願う。 根が深いだけにそう簡単に解決できる問題ではないのだが… とりあえず普通に真面目に生活している市民に迷惑をかける行為は 絶対に許せないからなー。 画像は普段どおり穏やかな街の雰囲気11月8日撮影 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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