屋根裏神護・ブログ編

　明日から、嬉しい嬉しいGWであります。
　このところ、自分の原稿書くだけで、ひとさまの文章を読んでいない。これはいかん、GWには本を読みましょと本屋さんに行き、悩んだ末に買ったのがこれ。
　江戸川乱歩トリビュート、小路幸也氏の「少年探偵」。
　昭和４０年代の小学生が、最初に出会った小説といえば、ポプラ社の少年探偵団シリーズ。これを踏襲しているとなると、ついつい手も伸びようというもの。ぱらりと開いた一行目、
　震えたぜ。
　やっぱり、この出だしでしょ、という一文。
　それでいて読み始めると、江戸川乱歩の少年探偵団から小路氏の世界に、心地よく離陸していくようであります。
　ああっ、悔しいけど、面白い。