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シアトルからこんにちは

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員子ガガ

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August 6, 2005
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次女のボーイフレンドのおじいさんが6年間がんと闘病した後、天国に召されました。

まだ結婚もしていないし、おじいさんとは一度も会ったことがないので、行く必要ないかな?と思ったのですが、大学町で車のない生活をしている娘が連れて行ってほしいと言うので、主人と2人で、彼女をピックアップして、ウッドビーアイランドという島へ一緒に行きました。

ウイッドビーアイランド

ウッドビーアイランドは、とってもきれいなところで、魚釣りとボートの好きなひとにとっては最高の退職後の棲家です。

ここから先、ボーイフレンドのことをD君とよびますね。

まずお葬式は、funeral Homeでした。

おじいさんはカトリック信者だったので、家族の知り合いである神父が司会をしました。

家族親戚だけの小さな集まりです。私たちは5分おくれて着いたこともあって、一番後ろにそっと静かに座りました。

息子4人、それぞれの奥さん、子供たち、孫と20人くらいいました。

おじいさんは、熱心なシアトルマリナーズファンでした。

葬式で聞いた話によると、最後の数日、痛みに苦しみながらも、テレビでマリナーズの試合を見ていました。

マリナーズが勝ったので、息子に、”おい、母さんはどこにいるか?”

”ママはむこうの部屋でやすんでいるよ。”

”ちょっと起こして来い”

看病で疲れたママをそっとしてあげたいと思って長男はまよいましたが、おとうさんがしつこいのでママを起こしにいきました。

おくさんが寝ぼけまなこでくると”おい、マリナーズが勝ったよ。誰よりも先に僕からうれしいニュースをきかせてあげたかった。

もし結婚するのなら、もう一度あなたと結婚したい。”と言ったそうです。

この話をきいて、家族の方々は、涙ぐんでいました。

葬式のあとは、Celebration of lifeでした。おじいさんの人生を祝う集まりです。

おじいさんは、カントリークラブの取締役をしていたので、素敵なゴルフコースを見渡す場所で開かれました。

もともと9ホールだったゴルフ場を18ホールにしたのがおじいさんの業績だそうです。

パワーポイントのスライドショーで、おじいさんの人生を見せていました。

D君のおとうさんが赤ちゃんのときとぜんぜんかわっていないので、噴出してしまいました。

D君の家族は、ほとんどがワシントン州立大学出身なので、クーガースの大ファンです。

ローズボールに出たときに家族そろってわざわざカリフォルニアまで試合を見に行ったスライドがありました。

魚釣りの上手なかたで、見事な魚のスライドも何枚かありました。

未亡人になったおばあさんは、気の強い人で(男の子4人も育てるとつよくなるよね。)150人以上集まった人に一人一人挨拶して回っていました。

”主人が天国に召された後、あんなに私も強くいられるのかな?”とふっと思いました。

おじいさんのお友達夫婦と一緒にすわったので、昔の話が聞けて楽しかったです。

アメリカって老人がいないんですよね。

わざわざ老人の集まる場所に行くといるのですが、日ごろみかけないんですよね。

いつも日本へ帰っておどろくのは、元気な老人がおおいことです。

アメリカにいると、自分が年だと思いますが、日本にいくと、なんだ、私はまだひよこじゃないかと思います。

(特に両親の住んでいるいなかには、90歳位のおじさんやおばさんが毎日畑仕事してますからね~すごいですよ。)

日本のほうが老人にとっては住みやすいような気がします。

アメリカは、若さ崇拝みたいなところがあるので。。。

D君のお父さんは、離婚後アラバマ州に引っ越して向こうで知り合った女性と結婚しました。

彼女は、ほとんど知らない人の間で、いこごちわるそうでした。それに、南部なまりのことばが目立っていました。

日本人と話をしたことがないらしく、私にあうと、深々とお辞儀しました。

なんだか恐縮しました。

私の家族の写真を取らしてくれというので、”いいよ。”というと、

”親戚になるかもしれないからね。”と大きな声で言いました。

次女とDくんは正式に婚約を発表したわけでもないのに、親戚があつまった場所で、冗談にせよ、あんなことを言われ、次女とDくんはいやな顔していました。

もし本当に次女がDくんと結婚することになると、彼女には、姑が2人つくことになります。(Dくんのおかあさんと、お父さんの新しい奥さん)

私は心ひそかに、かわいそうだなあと思いました。

まあ次女は、うまくやっていくでしょう。

というか、もしかすると、Dくんは家族から離れたくて、なるべく遠くに引っ越すかもしれません。

自分は、遠くに結婚してきたので何にも言えませんが、もし次女が遠くにすむとなるとさびしいです。

孫にも頻繁にあえないし。。。

まあ、でも家族から独立すると夫婦の絆が強まっていいでしょうけどね。

葬式っていろんな事を考えるものですね。

聖書に、”今日のことだけわずらえ、明日のことはわずらうな”(パラフレーズ)と書いてありますが、本当に、おこるか起こらないかわからないことを心配しても何の解決にもなりませんよね。

”人生祝い”のあと、海沿いの美しい景色をエンジョイしながら、シアトルへもどってきました。

毎年夏になると思いますが、海に太陽線がきらきらと反射して、真っ青の空と、まぶしいくらいの緑の木にかこまれてきれいでした。








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Last updated  August 7, 2005 06:45:49 AM
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masashi25@ コメント失礼します☆ ブログ覗かせてもらいましたm(__)m もし…
山科2008@ Re:暖冬(02/17) そうですか。 京都は寒い時もありました…
山科2008@ Re:Happy Valentine's Day(02/15) おはようございます。 「いっさいのこ…

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