2010/11/30(火)15:09
BLCD 「花がふってくる」
崎谷はるひ:原作 今市子:絵
「花がふってくる」 A寄りのB’
フロンティアワークス
11月新譜☆花がふってくる価格:4,949円(税込、送料別)
【キャスト】
蓮実秋祐:近藤隆
袴田涼嗣:風間勇刀
佐伯:川原元幸
他
大学助手の蓮実秋祐は、いとこの袴田涼嗣と同居している。
同い年のくせに、際限なく甘やかしてくる涼嗣に、秋祐は密かに恋をしていた。
近すぎる距離があたり前になっていた二人だったが、涼嗣が恋人・理名との結婚を決めたことから事態は大きく動き始める。
秋祐は涼嗣への想いにピリオドを打ち、離れる決心をするが――。
これ・・・注文して読んだ筈なんですが・・・あれれ?(^^ゞ
そんな状態なのですが、逆に真っ白な気持ちで聞いてみました!(笑)
秋祐はいとこの涼嗣と東京で同居中
その涼嗣にずっと告げられない気持ちを抱き続けていた
秋祐が一方的に涼嗣と心に距離を持ってしまったのは姉の夏葉と涼嗣が2人で連れ添って歩いているのを見てしまったから。
そしてその後、秋祐が男に明らかに乱暴されたのがわかる状態を涼嗣に見られてしまったから。
そしてその男は秋祐とそういう関係にあった男で・・・
その後、涼嗣との同居を拒んだ秋祐だったが、家出騒ぎを経て今に至っている。
決して「好きだ」という気持ちは言わないけれど、それなりに同居での距離も慣れこのまま・・・と思われた2人の生活だったが
涼嗣が理名との結婚を口にした事から事態は変わる。
また涼嗣も理名と共通の友人である佐伯から「これからアキは独りになる」と言われ、落ち着かない気持ちになる。
理名を紹介された
美人で聡明そうで、それでいて気さくなイメージ
あまりに2人は似合い過ぎる
そろそろ離れる決心を付けなくてはと決める秋祐
涼嗣の誕生日の前日
久しぶりに夕食を共に出来た席で、秋祐は綺麗に幕を引く為話を切り出す。
誕生日のプレゼントに用意してきたものを当日見せるつもりだった
ところが、その日は理名と合流しそのまま両親に紹介しに行くと言う涼嗣に激しく動揺する秋祐。
自分の考えが足りなかった事を悔やみながらも、心を落ち着かせ、用意していたプレゼント=蛍を見せる。
そして「ずっと好きだった」と告白し、そのまま飛び出していってしまう秋祐
その事で今まで自分にぶつけたきた秋祐の言葉を思い出し、彼を一番傷付けてしたのは自分だとやっと気付いただけでなく、佐伯が言っていた「アキが独りになる」とはどういう事かを知る・・・
こんな感じで話が進み、その後わざと秋祐を追わず自分はどうすべきかを考え抜いた涼嗣は、理名と秋祐を天秤にかけ(?)秋祐を失う喪失感を重視して結婚を白紙に戻し秋祐を迎えに行ってハッピーエンドとなります。
本当のハッピーエンドはきっとお盆の帰省なんでしょうけどね。
さて、今回涼嗣役が風間さんだったというのが皆さんの注目の的?(笑)
風間さんというと「ひそやかな微熱」「恋情のキズあと」「清澗寺シリーズ」「熱情シリーズ」「真夜中に会いましょう」「極・艶 GOKU・EN」等でお声は聞いているものの、この中だと主役は3つ?
アニメのお仕事でも脇役が多い印象。
それと意地が悪かったり、悪役が多い印象のある方。
なので、「清澗寺シリーズ」の浅野役などは上手くキャスティングされたな~という印象でした。
その辺を踏まえて聞いてみたわけなんですが・・・
私はすごくよかった気がします!
ただ、素人が大変申し訳ないのですが、あまりお上手という印象は・・・(ごめんなさい)
それでも「真夜中~」の時よりは数段上手くなってるという印象ですけど。
とにかく今さんの描かれる絵と声はすごく合ってるという印象を持ちましたよ(^^)
逆に、確かに作中でも「美少年みたい」という表現をされている秋祐なので、近藤さんはあんな感じに声作りされたんだろうな~とは思いましたが、今さんの絵を考慮するともっと大人っぽい声でもよかったんじゃないかな?という感想を持ちました。
でも、泣きの演技なんかさすがで、特に告白して家を飛び出していくシーンなんかもうグスグスになってしまって。。。
あとは、帰省した離れの部屋での不安を涼嗣にぶつけるシーンなんか本当に涙モノでした。
こういう辺りをちゃんと聞かせきってくれるとこが近藤さんの強みだなぁと思いますね。
原作の記憶が曖昧なのでヾ(ーー ) オイッ
カットシーン等はちょっとわかりませんが、とにかく非常に丁寧な作りになっていたのと、物語にとにかく入りこんでしまって、久々に何回も聞き直したい作品に出会った気分です。
これは本気でまた同居人が出張の時にでも原作本を家探し決定です
にほんブログ村
にほんブログ村
↑よろしければ1クリックお願いします 励みになります