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僕が、毎月購読している雑誌に「数学教室」というのがある。
教育雑誌なのだが、全国の算数数学教育に携わる先生方の素晴らしい実践が 数多く掲載されていて大変参考になるのである。 この雑誌の創刊に携わり、算数数学教育に多大なる影響を与えた故遠山啓氏。 詳しくは、http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%A0%E5%B1%B1%E5%95%93 氏の生前残した言葉が今月号に掲載されていた。 その中のひとつを紹介したい。 ◎ほんとうに強い精神は固体よりむしろ液体に似ている。 笑いは批判的な精神そのものであって、笑いを圧殺することは批判的な精神を 圧殺することにほかならない。硬直した精神は強い精神と見誤られることがある が、この二つはまさに正反対のものではなかろうか。どのような微細なすきまに もしみとおることのできる柔軟さを、それは保っている。液体は、どのように変 形し流動しつつも、体積の総和は不変であるが、精神の強さというものも、その ような種類の強さではなかろうか。流動したり変形したりすることのできる精神 だけが笑うことができるのである。 力みよりはゆるみ。練気柔真法にも、流体の原理というのがあるが、まさに相通じる 考えだと思う。 こういう精神を持てるようになりたい。 ゆるみ系太鼓打ち、ゆるみ系教師を目指して。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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