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K氏のひとりごと

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2007.02.27
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カテゴリ:カテゴリ未分類
satomi

..昨日夜11時頃、仕事が一区切りついたので
テレビをつけた。

お 石原さとみ。がでていたのでとりあえず
ぼさっとみていた。




..フリーターのユリ(石原さとみ)はコンビニの
深夜帯(~翌朝5時)でバイトしている。

彼女は幼い頃から親に可愛がられた記憶がない。
そういう子供は卑屈に育つのかもしれないが、彼女の
場合それが重症で高校生のときにはリストカットまで
してしまう。それ以来、心療内科へ通っている。

最近ではすっかり笑顔を失ったユリは「自殺願望」を
もつようになっていた。

そんなある日、今日こそは死んでしまおうとコンビニの横のビル
の屋上へ登った。

「もうすこし..」 

あと数センチ足をずらせば、体は落ち地面へたたきつけられる
ところだった。

しかし その目標の地面で一人の青年が自転車を倒したことに
気をとられ思いとどまる。

「..なんで じゃまするかなぁ..」

ユリは心の中で舌打ちをしていた。


数日後 その青年がコンビニに現れる。

ユリになんだかんだと話しかける青年だったが..。




ふうん..ようするに心を閉ざした女の子が
素敵な人との出会いを通じて明るさをとりもどす
..みたいな物語。

やがては恋愛に発展してハッピーエンド ってな
ことになるんだろう。


と 思っていたのだけど。

ぜんぜん違った。




ユリに強引に「友達になろう」ともちかける青年ユウキは
大学生。背が高く活発な感じをうけた。

最初は言葉を交わすことさえ嫌がっていたユリだったが
ユウキのあまりのしつこさに根負けして、ぽつりぽつりと
自分のことを話すようになる。

ユウキはユリの自殺願望を甘えていると詰った。

「バカなことをするなよ..」

「おまえだって ぜったい生まれてきたことの意味が」

「あるんだから」

そう言われてもユリの心は閉ざされたままのようだった。


.. そのとき大柄なユウキの体が、まるでスローモーション
のようにくずれ落ちた。

「え?  なに?」


わけがわからないユリはユウキをとりあえず病院へ運ぶことに。
..ユウキのポケットにユリは自分が通っている病院の
診察券を見つける。

「..この人も 私と同じ病院に? 病気なの?」


病院には彼の病室があった。そこにはユウキの母がきていた。

母からすべてが明かされた。


ユウキは重い病気でもう幾日も生きられない。

自暴自棄になっていたユウキは、しかしある日病室の窓から
とんでもない光景を見てしまう。
そうユリの自殺寸前の姿だ。ユリの働くコンビニはこの病院の
正面に位置していた。

ユウキはユリを救おうと決めた。そのことで自分の気持ちも
素直になるような気がしたから。

そう思ったときから、ユリに話しかけ 自らも嫌っていた治療を
うけることにした。

しかし..




..1ケ月が経った。

もう彼がコンビニに来てユリに話しかけてくれることはない。

永遠に。



「いまでも 生きていることの意味なんて分からない..。」

「でも いまは 分からなくても生きていこう」

ユリは笑顔でそう思った。





..最後は号泣でした。

命をかけてユリにかまってくれたユウキ。

ドラマティックな展開ではないけど その分しみじみと胸にせまる
ものがありました。

微妙な心の変化を演じきった、石原さとみさんの力量を感じる
作品でした。


昨日からフジテレビ系列で23時より4夜連続で放映されている
「翼の折れた天使たち」

まだあと3日残ってるのでぜひ見てください。

一話完結で、今日は映画「デスノート」でミサミサを演じた
戸田恵梨香。

ちょっと期待です。





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最終更新日  2007.02.27 19:46:35



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