ひさしぶりにピアノサークルの練習会へ♪
久しぶりに ピアノサークルの練習会に参加してきました今回の会場は 世田谷美術館内の講堂ですおそらく通常は貸出をしていないようなのですがサークル幹事さんが 特別に交渉してくれたとのことなんと スタインウェイのフルコンサートがあるのです会場内は広々としており ちょっとしたコンサートが出来そうな雰囲気でしたわたしが今回弾いた曲は キース・ジャレットの『ケルン・コンサート』というアルバムに入っている『Part I』という曲ですキース・ジャレットは1945年アメリカ生まれの有名なジャズ・クラシックピアニストであり作曲家ですわたしがこの曲に出会ったきっかけ…それは実は10年以上も前なんです当時勤めていた会社の同僚が なぜかこのアルバムをダビングしてわたしにくれましたジャズはそんなに詳しくないもののそこそこ好きだと自認していたわたしでしたがこのアルバムはちょっとジャズっぽくない気がして ほとんど聴かないままずっと放置しかし うちのサークルには クラシックもバンバン上手に弾きながらジャズピアノも素敵に弾きこなす方が何人もいてわたしもそれに憧れたのをきっかけに ジャズを色々聴いてみようかな?と思い始め手っとり早く うちにあったジャズのCDを再び聴き直してみるなかで『ケルン・コンサート』を久しぶりに聴いてみたところ…すごく すごーく いい!!!!!10数年前のわたしは 何でこの良さが分からなかったんだ確かにいわゆるノリノリのジャズとは全く異なりますまるでイメージ音楽というか…でもそのイメージというのが固定のものではなく どんな綺麗な風景にも合う感じなんです例えて言うならば 美しい朝焼けの空にも合う音楽である一方 切なく染まる夕暮れの空にも合いそうだし夏の澄みきった青空にも合う音楽である一方 冬の静かな雪景色にも合いそうな音楽・・・で そのなかに ジャズやクラシックの要素がちりばめられているという風情ですしかも色んな楽器を使うことなく あくまでピアノのみで演奏されていますこの曲に惚れ込み さっそく練習を始めましたこの曲は キースが1975年にドイツのケルンにあるオペラ劇場で行った完全即興演奏しかしすごく幸運なことに この曲を採譜した方がいたおかげで楽譜が市販されていますでも凡人のわたしは 楽譜を見たってすぐに弾けるようになるわけではなくしかも悪阻がだんだんひどくなったので ろくにピアノに向かえない日々を過ごしていましたが今回 このスタインウェイを弾けて 本当によかったです上手な皆さんの前で演奏をするのはいつだって緊張しますが開き直って「わたしはこのピアノでこの曲を弾きたいんだから自分が楽しもう♪」と気持ちを切り替えたら家で弾くよりも ずーーーーっと楽しく弾けましたこのスタインウェイ・フルコンは とても柔らかくてソフトな音を出そうとしても 元気な音を出そうとしても なんだか自由自在でしたそれにホールの響きもすごく良いし…自分の実力以上に良く聴こえて 弾いている間 緊張なんてすっかり忘れて楽しんでしまいました思ったのですが…今回 ジャズを弾いたのは初めての経験ですがこの曲はたぶんサークルのみなさんにはメジャーなものではないということからくる安心感といくらわたしが読譜をして練習しているといっても 元々即興の曲でもあるのでわたしが耳でこの曲を聴いていいなぁと思って感じたノリで弾けたのが緊張をしないで弾けた一番の要因なのかなぁとクラシックの曲は演奏には楽譜がすべてで でもそれゆえに芸術として再現性が高く美しいのが魅力ですがジャズの自由さも楽しいなぁと思ってしまいました今回の練習会でのみなさんの曲も すごーく素敵でした!ショパン・モーツァルト・ドビュッシー・ベートーベンや ジャズの上原ひろみなど…久しぶりにたくさんのピアノ曲やフルートの曲も聴けて すごく癒されましたお腹のなかで むぎちゃんが幸せそうにしてるのもよく分かりました終了後は 砧公園でピクニック♪このあとも たくさんのお菓子や差し入れが並びました~サークルのお仲間さんたちに妊娠を報告したところ 皆さん温かく祝福してくれて先輩ママさんたちは貴重なアドバイスをたくさんくれましたすごく楽しくて幸せな時間を過ごせましたピアノに対するモチベーションも またアップしました素敵なお仲間さんたちがいて 本当に幸せだなぁと思いました