うずまき月子の庭・２

天気予報では雨が降るようなことを言っていたのに
予報がはずれ　よく晴れた暑い日となりました



１ヶ月前に亡くなった前職の同僚である　Rちゃんのお宅に伺いました



集まった懐かしい友達　まっきぃとMてぃ
前の職場を去ってからも　会いたいね～と時々連絡はしつつも
なかなか会えなかったのが　
Rちゃんを大好きだった友達として　久しぶりに会うことができました



Rちゃん…
一緒の職場にいた年月はお互いに長かったものの
チームが違ったので　仕事で関係することはありませんでした
でも　わたしは
何気なく廊下でお互いすれ違うときのRちゃんの笑顔や
時折交わす会話などから　とてもいい子だなと思って密かに大好きでした



去年4月　部署の大阪異動に伴い
派遣社員が契約終了となる直前くらいから　
Rちゃんとは一緒にお弁当を食べる機会が増え
みんなで契約終了となって　まだ次の就業先が決まらない期間に
まっきぃとわたしを　素敵なご自宅に招いてくれたのを
つい昨日のように思い出してしまいます



そして　まっきぃとわたしは
ほどなく次の就業先が決まり
Rちゃんは　わりとノンビリとしていたようで
まっきぃからは時々
「Rちゃんは　おうちでお庭いじりを楽しんでいるみたい」
なんて聞く程度でした



みんな　新しい職場に慣れるのに大変だったし
なかなか会えない　という感じでしたが
でもいつか　また会えるときが来るよね♪　と
根拠もなく漠然と思っていたのに…



突然　Rちゃんの訃報を受け取りました



あまりにあまりに突然で　メール文面を見ても意味がよく分からず
そして　意味が飲み込めたと思ったら
今度は　呆然として何も手につかなくなってしまい…



お葬儀に出席することが叶わなかったので
今回　みんなでお線香に上げに行こうということになったのでした



去年5月に　Rちゃんのご自宅に伺ったときには
Rちゃんが駅まで車で迎えに来てくれました
みんなで楽しく賑やかにおしゃべりしながら　Rちゃんのお宅に向かったものでした



今回は　以前にもお会いしたことのある
物静かで優しそうな旦那さまが　わたしたちを駅まで車でお迎えに来てくれました
みんなで車に乗り込み　静かにお宅に向かいました



正直言って…
お宅に伺うまでは　本当に半信半疑
Rちゃんは　元気にしてるはずという感覚がどこかあったのですが
お宅のリヴィングに入ったら
笑顔のRちゃんのお写真が　仏壇で胡蝶蘭に綺麗に飾られていました



そこで一気に涙があふれてきてしまいました
そして　現実を理解することができました



笑顔のRちゃんのお写真の前で　まっきぃ・Mてぃとしばし佇み
順番にお線香を上げて　手を合わせました



駅までの帰り道は　歩いて駅まで向かうことにしました
Rちゃんのお宅近辺は　緑が多い地域　
暑いけれども　時折風が吹き抜け
よく晴れているので　なんだか気持ちがいいほど…



みんな思うところは　Rちゃんって本当に素敵な子だったよね　ということ
一緒に働いているとき　色んなことがあったけれども
Rちゃんはいつもサッパリしながらも　すごく優しく受け止めてくれて
しかも　人の悪口を全然言わなかった
一緒にいると　すごく癒されたよね…
なんてことを話しながら　歩きました



そして　今日Rちゃんのお宅に伺ったメンバーで会うのは
そもそも久しぶりだったのにも関わらず
全然違和感なく　一緒に今日の時間を過ごせたこと
これは間違いなく　前の会社の職場が残してくれた財産だと思いました



みんな　今は別々の会社で働いていますが
やっぱり思うところは　前の職場はすごく良かった…
チームワーク抜群で　みんな温かくて
仕事が厳しくても　がんばれた



過去を回想して　「あの頃はよかった」と懐かしんでいるわけではなく
本当に心から　改めてあの頃に感謝を感じました



Rちゃん　わたしたちと仲良くしてくれて
素敵な想い出を作ってくれて　本当にありがとう
天国で　安らかにお眠りください
わたしたちは　いつでもRちゃんの冥福を祈っています