うずまき月子の庭・２

二子玉川ライズに遊びに行ったとき　「THE STUDY ROOM」というお店を見つけました
地球儀や天体望遠鏡　はたまた昆虫標本やらラジエーターやら…
理科好きの少年たちだったら飛びつきそうな
面白そうなものがたくさん置いてあります



その昔理科好きの少年だったにぃにぃ　目をキラキラ輝かせて
店内のいろいろな商品に釘付けになっています
電球のなかに羽根があり熱や光でその羽根がくるくる回るもの（名前すら分からない）に夢中になり
「これ欲しいー！」



その昔理科が苦手な少女だったわたしは　
なんでそんなものが欲しいのかも全然分からない…



と店内を眺めていたところ　その昔理科が苦手な少女だったわたしの目に　
とても素敵なものたちが飛び込んできました！
魚や鳥　蝶など　昆虫図鑑で見るような珍しい生き物が精巧に象られ
ピアスやペンダント　ブローチなどの美しいアクセサリーになっています
個性的なのに　とても綺麗な芸術品のようなのです



これは「BAMBOO Jewelry」というアメリカのスティーブ・キング氏がデザインする
エコプロダクトジュエリーのラインナップなのだそうです
希少な生物や絶滅種が命を絶やすことなく育んでいけるよう
未来への祈りを込めて制作されているのだとか
自然の美しさをありのまま伝えるというコンセプトのもと
材料にも化学的なものは一切使っておらず
七宝やスワロフスキーなどが使われていて　それはそれは綺麗なこと…



後日　にぃにぃの欲しがっていた“羽根がくるくる回るもの”
（いまだに名前が分からない　なんで欲しいのかもワカラナイ）をプレゼントに買ってあげようと思い
再び「THE STUDY ROOM」を訪れたところ
ものすごく素敵なアクセサリーがレジのそばに置いてありました
薄い水色ベースの桜の花びらを象った　ピアスとネックレス



あまりに素敵だったので見惚れていたら　店員さんが色々と説明してくれました
このアクセサリーは「誓いのさくらプロジェクト」という
東日本大震災復興プロジェクトのために
日本の桜をモチーフに作られた限定品なのだとか
プロジェクト売上金の一部は寄付されるのだそうです



日頃ほとんど物欲がないわたしが珍しくこのアクセサリーには心を奪われ
結果的には衝動買いもせずに帰ってしまったのですが
「すごく可愛いアクセサリーだったの！！」と未練がましくブツブツつぶやいていたら
にぃにぃが買ってきてくれました



ピアス




ネックレス
スワロフスキーが使われています




こんな可愛らしいアクセサリーを　
こんなおばさんが身につけてもいいのかな～というためらいもありますが
両方を身につけると　わたしにも春が訪れたような気分になります



ジュエリーケースには天然竹が素材として使われていて
陸前高田の奇跡の一本松が描かれています

この一本松の彫り加工はデザイナーの寄付の形として
無償にて提供されているのだとか…



すごくすごくうれしかったので　大事にします



喜んでいるわたしを眺め　にぃにぃは
「なんでこんなものが欲しいのかワカラナイ…」とつぶやいていましたが



ちなみに　わたしが買ってあげた「くるくる回る羽根」は
こんな感じのものです

（写真が小さくて分かりづらいと思いますが）



なんでこんなものが欲しいのか分からないと思っていましたが
光の加減により羽根が元気よくクルクル回ったり　元気をなくしたりしている姿が
見ているうちにだんだん可愛く思えてきました