うずまき月子の庭・２

ママはむぎちゃんが女の子ということがとっくに分かっていましたが
パパは「生まれてからのお楽しみ♪」でまだ性別を知りたくないというので　
ママはずっとパパには秘密にしていました…



でもパパ以外の人には　みーんなに「赤ちゃんは女の子」という話をしていました
じぃじや叔母ちゃん　従姉のまいまい　会社の人たち　ピアノサークルの人たち・・・



なのですっかり気がゆるんでしまったのか？？？



誕生日祝いに　にぃにぃ（＝むぎパパ）に久しぶりに大好きなお寿司に連れて行ってもらったとき
お酒も飲んでいないというのに　うれしくてつい
わたしがしてしまった会話ときたら…



「会社の友達とかにねー　『赤ちゃんの性別は？』って聞かれて『女の子』って答えるとね
　だいたいみんなに『じゃあ育てやすそうでいいね♪』って言われるんだけど
　でもわたしに似てヤンチャ系だったらどうしよう　絶対育てやすいわけないよね？？？」



このフレーズを一息に話し終わったあと　
黙って聞いてくれていたにぃにぃ
「…いまさ　『女の子』って言った？？？」




わたし　青ざめ



とっさに
「え？？わたし　そんなこと言ったっけ？？？」とトボけて返答しましたが
直前の自分の会話は　どう考えても『女の子』ということをカミングアウトするだけのものでした




やってしまった・・・・



パパ　ごめんね
夢を壊しちゃったかな？？
やっぱり　秘密にするのって難しいですね
でも　ママは暴露できたのでちょっとホッとしたかなー



優しいパパは　特に怒ったふうでもなく
「女の子だったら目指せAKBかなー」なんて　言い始めています
いえいえ　わたしたちの子供がAKBになんか入れるわけないでしょう（笑）
さっそく親バカの始まり？？
産まれたら　むぎちゃんはパパの小さな恋人になるのかな