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数日前の暑い夜 ───。
水を飲もうと、娘が台所の明かりを点けてふと見ると、 正面にある炊飯器のそばに自分が洗い忘れたシャモジがあり、 そこから落ちたであろう数粒の米に大きなGがたかっていた、と。 瞬時に飛びのいて見たら、向こうもびっくりして逃げかかっていたけど、 何も攻撃されないと見た大Gは、再び米粒を前足2本で抱え、 そのままの姿勢でピョンピョン跳ねて逃げたのだ、と。 「ホンマやねん!うち見てん!ホンマにこうやってピョンピョン………」 まあ…娘はよくあり得ない現場を目撃する稀有な人材には違いないんですけど…。 母のルッチニコフです、こんばんは。 何ですねぇ、台風シーズンて言うてますけど、本当ですか? ケム撒いたり地面の中でドカーンとかやって地震起こしたりしてる連中の手下が、 デタラメな気象解説してるのを見てる側としては、素直に信じられません。 もうね、時代は暴露・目覚めの時代に切り替わったんですよ。 証拠も残ってないような遥かな時代からずーっと騙され誤魔化されして、 もはや上も下も、まともな者は少ししかいないという末法の時代に、 やっと少しずつ神の手が入り出したんですよ。 そろそろ根性出して、上に逆らったらどうです? 自然の台風ではないので、この低気圧も前線も説明がつきません、て。 パシリのままの十年後や未来を想像できないのかなぁ? その恥ずかしい予報は記録として残るんだよ、あんたら。 まぁ、現場から消える覚悟でいるにしても、顔付き映像は残るからね。 私も忘れませんし! とか言いつつ、忘れないと言った事を忘れたりするんだけど。 二十代の頃から割と物忘れが多かったんですよね、私。 母が一度深刻そうに私の顔をまじまじと見たことがありました。 10分前の事をケロッと忘れる事がよくあったので、そういう病気かと心配したようです。 まあ、いいやん。 心配したって、もしそんな病気でも日常に支障はあんまりないし。 あ、でもあんまり楽観してられないか……。 若い時代には何も困った事はなかったんですけど、 結婚して子供が大きくなり始めた頃……。 娘をお供に、よく買い物に行くんですが、 通い慣れた道を自転車で走っていると、向こうから来る人が私を見てペコッと頭を下げたり、 こんにちはと言われたりするんです。 私も釣られてどうも…と頭を下げたり、「あ、こんにちは」と返事をします。 娘が「今の誰?」と聞くのですが、「…知らん…誰やろ…」 「ええ~~、知らんのに挨拶返してんの」 はい。 まったく知りません。覚えてません…。 忘れてるだけなのかな……いやいや、絶対知らん。 「ほんなら、何であの人、頭下げてくるん?」 だから、知らんて。 「誰かに似てたんちゃうか」 「挨拶までしてきてるやん。そんなに何人も間違うか?これ、何回目よ?」 と言うぐらい、よく知らない人に挨拶をされます。 向こうは知ってて、こちらが知らないって事が、そう何回もあるんだろうか…? たま~に、「いやぁ、久しぶり!元気ぃ?」とか声をかけられて、 私もいい加減なもんで、「メッチャ元気やで、そっちは?」と返しながら、 頭の中では大急ぎで、目の前のコイツが誰だったか思い出そうと必死だったりします。 そして、ついに思い出せないまま、「じゃあまたね~!」と手を振りつつ別れて、 あなたがどこのどなたか思い出せない事をあなたに気付かれなくてよかったと、 心の底からホッとしたりします。 確かにどこかで知り合ってたんだけど、どこの誰だっけかな~~と、 頭の中の引き出しを片っ端から開けてみても、 資料がどこにもない……というズタボロの記憶……。 そういうお粗末な脳みそなので、やっぱり忘れてるんだろうなぁ。 こんな私を覚えてくれている方々にはまことに申し訳ないのですが。 しかも私は高校時代から視力が乱視と近視という欲張りな目でして、 目の前まで来ないとよく見えない…w なので遠くからニコッと笑顔を見せられても、ひどい時にはそれすら見えてない事もあるので、 うん、私が困らなくても他人が困ってるんだろうなぁ。 いやぁ、困ったもんです。 他人事みたいに言うな…。 これからどんどん忘れていく事が増えるんやろうなぁ。 あんたらの顔まで忘れ始めたら、遠慮せんと施設に放りこんでいいで。 と子供達に言ったら、下二人が互いの顔を見ながら「うん!」と。 すると、ゲームをしていた長男が「なるべくそうならんようにおってな」 こ、こいつ、さすがやな…♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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