KEDIのちょっとお洒落なトルコ情報

この間の日記にホテルモントレラスール銀座に泊まった事を書きましたが
今年でこのホテルに泊まったのは２度目でした。
前回泊まった時のことです。
いつもなら羽田空港から東銀座で降りるのですが地図でみるとその次の宝町で
降りる方が近いと思ったので降りたのですが
少し方向音痴の所があるので　誰かに歩く方角が間違ってないか聞こうと思って
横断歩道で待ってらっしゃる男性の方に尋ねたんです。

そしたら　。。

方角だけ間違ってないか聞きたかっただけなのに。。。

その方

僕がそこまで　連れて行ってあげます

と言われたのです

私はびっくりしてしまって。

とんでもないお忙しいのに　方角だけ教えていただいたら大丈夫ですから
と丁寧にお断りをしました。

そしたら　その方が
この住所だと私の勤めている会社の近くだし　このホテルを見たことがあるから
大丈夫ですと言われたんです。

私は困りました。。。

どうも私はトルコに度々行ってはスルタンアーメット辺りで　とにかく親切に
声をかけて下さる方が　結局　お土産物屋かキリムや絨毯屋さんに
連れていかれることになることが多く　どうも　人を信じることが出来なくなっているのか。。。戸惑いました。。。

どうやら私の顔にもそれが表れていたのか
その方が　大丈夫です本当ですから　
これを見て下さいと　ご自分の手帳と名刺を出されて　
会社の住所とホテルの住所が近いでしょと言われ
あげくに
私はけっして怪しいものではありません！！！
それを何度も言われて
困りました。。。。
時間もあるし　そこのハンコ屋さんに行こうと思っただけなんだから
大丈夫だからとも言われました

そうこう言い合っているうち少しずつですが
場所がホテルへと移動して行ったのです。

その間も不安な顔をしている私に対して
けっして　怪しいものではありませんを繰り返され
大丈夫ですからね　大丈夫。。。。
こちらが近道ですからと公園を抜け。。。

気が付いたらあっという間にホテルに着いてしまいました。

その間　彼が言われるには
お母さんに１日１回は人に親切にしてあげなさいと言って育ったんだと
言われてました。

最後に別れる時

広島で困った時に助けて下さいねと

にこやかな笑顔で手を振って別れました

私はその方になんて思われたでしょうか？？？？

きっと　人を信じることの出来ない

哀れな人だと思われたかもしれません

今でもその時の事を思い出すと

少しだけ心が温かくなり　自分自身が恥ずかしくなってしまいます。

本当に親切な人でした。。。


ﾄﾙｺに数週間もいると私のピントがずれてくるのを感じる