ヒューマニー
昨日の朝日新聞で紹介されていた新製品情報尿吸引ロボ「ヒューマニー」何と紙おむつにつけたセンサーが排尿を感知して尿を吸い取ってくれるらしい!?紙おむつは種類によって吸引量が違うけれど、限度を超えれば当然漏れてしまうし、また排尿されたおむつをつけているのは要介護者にとっても不快。だから介護従事者は排泄感覚を調べベストなタイミングでのおむつ交換を試行錯誤する。そういう手間が省けるってこと?!要介護者にとってもおむつ交換の回数が減るのは良いことだと思うし。さらには特に尿量の多い人のおむつ交換で捨てられるおむつの量もそうとうなものであることを考えれば、ゴミの削減にもなる。いいことずくめじゃないですか!世間がどれだけ危機感を持っているかわからないけれど、これからも高齢者の増加に伴い要介護者も増え続ける。それなのに劣悪な労働条件の介護職の人材が増えるとは思えない。だから難題は山積みでも海外からの人材や介護ロボットなどに頼るしかない時代が来ることを覚悟しなきゃならないと個人的には懸念している。でもこのヒューマニーが本当に実用的なものであるならば、こういった福祉用具を駆使することによって人手に頼らない、つまりは人員が少なくても対応できる可能性がある。なんて画期的!もちろん介護従事者は食事や排泄といった生理的欲求だけのお世話をしていればいいというわけではないので、根本的な問題解決にはなりませんけどでももしかしたら、新聞の片隅に載っていた記事が福祉の未来を変えるかもしれない。