BLIND
何カ月か前から沸きはじめた「消費増税延期か?」という話は本当だったのか。。。冗談じゃない!社会保障費はどうなるの?国の借金はどうするの??!「断言」したことをいとも簡単に撤回する。しかもアベノミクスという自分の政策の失敗は決して認めない。さらには世界経済に責任を転嫁してサミットという国際的な場さえも利用する。舛添都知事も酷いものだけれど、この現首相も日本の恥を晒してるようなものじゃないだろうか。それでいて世論では約7割が増税されないことに賛成だという。そうすると約束を守らない、自分の非を認めない、責任転嫁するような首相の判断が英断であると受け入れられることになる??実際支持率も下がるどころか上がっているというし何て不思議な世の中なんだろう。。。街頭インタビューで「今は生活苦しいから増税されないほうがありがたいです。」呑気な顔して言う人がいる。こういう人達は目先のこと、あるいは自分のことしか考えてないのだろうか?誰だって物が安く買えるならそのほうが良い。僕だってキャベツや牛乳が一円でも安い店を探して日々奔走してるだけど全国民が安心して暮らせるように、次の世代に借金を残さないために財源が必要なんじゃないの?そのためならみんなで痛みをわかちあって増税を受け入れることに異論はないのじゃないの?もちろん僕は自分の仕事柄、介護士や保育士の待遇改善も気になるけれど、社会保障は国民の生存権の確保なんだからそれを充実させるってことは回り回って全ての国民が恩恵を受けることになるはずなのにバブルが崩壊した時の教訓をもう誰もが忘れてしまったのだろうか。増税の痛みの代償に見えると思った未来への希望や光がまた闇に消えていく。