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カテゴリ:南関東
JRA2勝、ヒヤシンスSで、皐月賞に出走したトーセンアレスとも接戦を演じたマカニビスティーは、転入初戦の前走で8馬身差をつけての圧勝。マイル戦での1分41秒7も優秀で、一躍クラシック戦線で脚光を集めています。
しかし一昨年、京浜盃を圧勝し「あの馬にやられるな」という思いがどの陣営にもあった中、羽田盃はニックバニヤンに破れ、ダービーでは追って伸びず、結局一冠も手にすることができなかったディラクエの例もあります。 当時、池田師は冷静にラップ時計と持ち時計を比較しながら、 「ディラクエは圧勝したから強いと思われているが、余力があったにせよ上がり3Fは特に目立ったものではなかったし、時計を比較しても、決して負かせない相手ではないと思うんだよなぁ」 と話していたことを思い出しました。 前走のマカニは、JRA時からスタートが今ひとつだしダッシュもつかず、しかも砂を被るとモロい馬なので、後方から外を回ってレース運ぶタイプです。テンの入りはそれほど速くないものの、使った上がり3Fは実は40秒3と、特に速くはありません。楽勝だったとはいえ、気を抜くとまずいということで、直線でも追われていてのものですし、本当にズバ抜けて強い馬でしょうか? 競馬場は違えど、川崎のクラウンCを制したポシビリテは、前半37秒前半で進み、早めスパートからテラザクラウドの追撃を振り切っていますが、上がり3Fは39秒3。こちらは良馬場、マカニは重馬場ということを考えても、決して負かせない相手ではないと思います。 ◎はブンブイチドウ。京浜盃は19キロ増と明らかに重く、しかも笹針休養明けだったこともあり、反応がひと息でしたが、叩いて動きが一変。前走後から内田勝師が 「次を見ていてよ」 と自信を持っていたことからも巻き返しは必至と見ます。ダートグレードで揉まれてきた実績ではマカニを上回り、木村健騎手も2度目の騎乗なら、重賞初制覇のチャンスが十分でしょう。 相手はシーズザゴールド、やはり京浜盃が重要なステップレースとして考え、印上位と考えました。 ◎ブンブイチドウ ○シーズザゴールド ▲マカニビスティー △ポシビリテ △ドラゴンキラリ △ガナール お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年04月21日 08時21分35秒
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