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僕の場合、治療を受けている間は長期間薬を飲み続けて突発的に
出現する身体の不定愁訴と心の動揺に苛まれるのを過去に散々経験 してきた。 結局すがってしまうのが医師になるが、同時に一向に改善しない 治療に対する猜疑心も生じてくるからいろいろな病院をはしごする ことにもなる。 メインの病院を柱にしていろいろな病院で診察してもらっても 医師によっていろいろな見解をもらうし薬の種類、量も違うので 結局はなにを信じていいのか訳もわからなくなる。 突然薬の種類を変更して新しい薬が前の薬の離脱症状をカバー 出来なければ症状の悪化としてさらに増薬、強い薬への道程が 出来上がってしまうのも無理はない。 僕は偶然に薬を飲む間隔を空けてしまって猛烈な頭痛に襲われた。 それから自分の体で服薬の回数や間隔を実験して、他に文献や ネットで調べてみて離脱症状の存在を認識した。 この経験がなかったらおそらく今でも病院と薬に頼り、体調不良と 心の病に侵されたままの状態でいただろう。 確かに薬物依存の状態から現在の健康を取り戻すために命をかけて 離脱症状と戦ってきたが(この表現は決して大げさではない)現在でも その選択は間違ってはいなかったと断言できる。 医師と薬によって本人が決して望まない薬物依存になってしまった 状態からの脱出への道程は本当に厳しく険しいと思う。 しかし自分を取り戻すための選択の一つとして、この選択もまた 必要かもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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