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今日の一言

「喜怒哀楽」Explanation(説明)「喜怒哀楽。喜び・怒り・哀しみ・楽しみ。この四つは人間が本能的に併せ持つ面である。生まれたての赤ちゃんを見てもらえると一目瞭然。生まれたての赤ちゃんは何も知らない。なのに、この四つの感情をすでに知っている。そして表情や動作としてそれをあらわにしている。しかしどうだろう。人間社会に所属して成長していく過程で、この四つの本能を抑制されてはいないだろうか？あなたにはまだ喜怒哀楽を素直に表現できる本能が残っていますか？」

2004/08/29

今日の一言

「世界に一つだけのもの」Explanation(説明)「世界に一つだけのものはいくらでも作ることが可能である。世界に一つだけのものは、そこにあるそのものだけである。多くは似たようなものがたくさんあるだけである。似たようなものに惑わされることなく、そのものに備わっているその本質というものを捕らえてやろうではないか。それはそこにある世界にたった一つのものなのだから。」

2004/08/28

今日の一言

「脳」Explanation(説明)「脳は素晴らしい。脳は複雑。スーパーコンピュータでも太刀打ちできないほど複雑な思考回路をもつ。感情というものは、ある一定の条件で必ずしも成立するものではない。人それぞれによってその回路は違う。だから自分を誇れ。コンピュータよりも凄い脳を持っている自分を誇れ。あとはそのオリジナルのスーパースーパーコンピュータを使おう。他ならぬ自分のために…。」

2004/08/27

今日の一言

「記憶の定着」Explanation(説明)「記憶の定着は難しい？記憶とは限られた頭の中にいろいろなことを詰め込むこと。いわば、頭という机の中にたくさんの情報というものを詰め込む作業である。たとえば整然と整理された机の引き出しからある特定のファイルを取り出すのと、バラバラになった机の引き出しからある特定のファイルを取り出すのと、どちらが簡単だろうか？言うまでもなく前者であろう。記憶もそれと同じである。記憶とはいつもそのことを覚えているわけではない。記憶という情報を頭の中に圧縮して入れており、それを引き出すための取っ手の見つけ易さが、整理されているかどうかの違いである。記憶を定着させるためには、何か大きな衝撃をその情報とともに引き出しに入れるか、繰り返し引き出しに入れるかのどちらかである。引き出しに一度入れて、しばらくおいてから引き出しからそれを取り出すのはなかなか忘れてしまうこと。だが引き出しに何度も出し入れしていれば、しばらくおいてもすぐに取り出すことが出来る。記憶に留めておきたいことは、何度も出し入れすることにしよう。」

2004/08/26

今日の一言

「らしさ」Explanation(説明)「らしさってなに？男らしさ、女らしさ、大人らしさ、子どもらしさ。みんなそのらしさの前につく言葉の持つ概念を基準にしているのかな？それとも、既成概念のみを基準にしているのかな？でもらしさって日々変わってくるよね。昔らしさが無くなったとでも言えばいいのかな？でも昔らしさっていつのこと？どの昔？疑問はきりが無い。らしさって使う人によって全く違ってくる。なぜなら同じ言葉に対して同じ意味を受け取っている人は非常に少ないから。なら、あなたらしさって…？」

2004/08/25

今日の一言

「大きなチャンスにはリスクが伴う」Explanation(説明)「ピンチはチャンス。チャンスはピンチ。チャンスとは機会。大きな機会には大きなリスクが伴う。例えば大きな仕事をこなすということは、成功すれば大きな成功を収めることができる。だが失敗すれば大きな損失になるわけである。これは当たり前である。リスクを恐れて何もしなければ、成功はつかめない。人生は賭け。人間前を向いて歩いていくのは当然ではあるが、ただ前を向いているだけでは意味がない。前方にある落とし穴や危険を察知して、いち早くそれに対応できるかが効率の違い。効率の良い人ほど、早くに成功している。あなたの先に見えるものは漠然としているかもしれないが、漠然とした中にも大きな穴くらいは見えるはず。今のうちにその大きな穴は埋めておいて、良い機会に自らの意志で向かわせてもらいたい。」

2004/08/24

今日の一言

「きっかけ」Explanation(説明)「きっかけに深い考えはいらない。勉強するきっかけ。好きになるきっかけ。楽しくなるきっかけ。えらくなるきっかけ。きっかけはなんでもよい。根底に潜むのは因果応報ではあるが、その因果を我々が知る由もない。何かをやろうと自分が思うというよりは、何かをやりたいと本能的に感じるのがきっかけ。無理やり頭をやろうと持っていくよりも、自然に流れを任せて、ただやりたいという方向へ舵をとるだけでよい。深く考えることはない。行きたい方向へ我々は舵を、向きを修正すればいいだけである。」

2004/08/23

今日の一言

「やる意味」Explanation(説明)「あなたには何かをするときに、そのやる意味を明確に頭の中に理解して行動しているであろうか？多くの人はその意味を見失っている場合が多い。その意味は人の頭では到底考えられないほど広く深い。食べる意味、遊ぶ意味、仕事をする意味、寝る意味…。全ての意味の全てが頭にある人はいない。なぜなら全てを知る人がいないから。ならその一部だけでも明確に理解しておきたい。あなたの場合、その一部くらいは明確にあるだろうか？自分に深く問いかけてみる機会を設けてみてはいかがでしょう？」

2004/08/22

今日の一言

「あやつり人形」Explanation(説明)「あやつり人形は糸で動く。決して自分の力では動かない。もしもその糸が切れたら…。そのあやつり人形は決して動くことは出来ない。………………誰かのあやつり人形になってはいけない。人は人形ではない。人は自分の意志で動くものである。もし自分の意志で動かないのであれば、それはあやつり人形でしかない。それではせっかく人間として生まれた意味がなくなってしまう。あなたは人間である。だから自分の意志で動かなければいけない。あなたは自分の意志で動いているのだろうか？」

2004/08/21

今日の一言

「誰の言葉にも耳を貸せ　いろんな人に口を開くな　みんなの意見は聞いて　自分の判断は控えなさい」（劇作家:シェークスピア）Explanation(説明)「話し上手は聞き上手といわれる。人の話を聞ける人はそれだけの才がある。自分の意見を言うのは、他人の意見を聞くより簡単に感じるかもしれない。それは間違いである。自分の意見は自分の中で思う存分変更することもできるし、思う存分考えることができる。だが他人の意見は自分にはない考えが多い。自分になかった考えを受けいれられる力はかなり高度である。自分を出すより、他人を受け入れることのほうが難しい。だから他人を受け入れよ。そして自分を組み立てよ。他人を知ってこその自分もある。」

2004/08/20

今日の一言

「眼を閉じて見える世界」Explanation(説明)「眼を閉じて見える世界は真っ暗闇。ただ実在世界に住んでいて本当の真っ暗闇を経験できる人はほぼ皆無。人間が生きることのできるのは、光があるから。光がなければ、その場所がどこか、その場所がどんな地形か、その場所を知ることはできない。光がすべての情報を与えてくれる。色も、形も、全てが光である。だから光にあふれたこの世界を喜ぶが良い。光の降りかかる空を喜ぶが良い。暗闇のないこの世界喜ぶが良い。」

2004/08/19

今日の一言

「エスカレーター」Explanation(説明)「エスカレーターに乗っていれば、勝手に前に進める。たとえ後ろを振り向いていようが、横を向いていようが、座っていようが前に進める。それは自分の力ではない。自分の力とは違う力で進んでいく。進んでしまうといったほうがわかりやすいかもしれない。自分の力で進まなければ、その進んだ先で転んでしまうかもしれない。たとえば、動く歩道で歩きながらその終点に行くと躓く。それは自分の力を使っていなかったから。自分で前に進め。そこには自分の力に応じた世界が待っているから。」

2004/08/18

今日の一言

「投資を恐れるな」Explanation(説明)「投資とは株に限って話ではない。投資とは資材をなにかに投じること。その資材も、その対象もなんでもよい。ただ投資の結果は見えないものである。つまり先のわからないものに資材を投じるということは、一種の賭けと似ている。しかし、そんなに投資を恐れないで欲しい。日本の教育では投資に対しての教えはほぼ皆無。だからといってそのままでいいとは思えない。投資を怠ると後々大きな被害を受けることもある。投資を恐れず、先々を見据える態度で、投資を投じていって欲しい。後悔先に立たずという素晴らしい言葉が示すように。」

2004/08/17

今日の一言

「他人がいることの大切さ」Explanation(説明)「他人とは自分以外の人としよう。他人がいないということは今までおそらく経験したことはないはずである。たとえあったとしても、それを証明してくれる人はいるはずもない。もし他人がいなかったら…。人は人としてあることができるのであろうか？それは不可能であろう。人一人の力ではなにもできない。これまでの繁栄も一人の力ではなかったはずである。実際どんな生き物も一つの個体では繁栄できなかった。他人がいるからこそ繁栄しつづけることができたのである。他人を煙たく感じる人が増えているが、他人から見ればあなたも他人。自分が他人に対して抱く感情は、他人もあなたに対して抱いていると感じてよい。他人は自分。自分は他人。他を否定する前に己を振り返ってみようではないか。」

2004/08/16

今日の一言

「積み木」Explanation(説明)「幼少期に積み木をやったことはありますか？積み木を高く積み上げるためにどんな努力をしましたか？おそらく多くの人はバランスよく、土台をしっかりとしたことでしょう。積み木は人の経験に似ています。人の経験も一番最初の土台が重要となってきます。どんなに最後のほうで微調整を行っても、土台が十分でなければその微調整もかなり不安定なものになります。だから何かを始める場合は、最初の土台をしっかりすることにしましょう。土台作りに時間をかけても良い。土台をおろそかにする人は後々になってとても苦労する。まずは基礎をつき固めることにしましょう。」

2004/08/15

今日の一言

「心臓のように」Explanation(説明)「心臓は生まれてから死ぬまで動き続けている。特例を覗けばほとんどの人がそうであろう。起きているときはもちろん、寝ているときも一生懸命動いているのである。それが当たり前であるということは自明ではあるが、あなたはそれを意識したことがあるだろうか？意識せずにその一生を送ってしまうことは非常に残念である。心臓の苦労を労ってやろうではないか。心臓は絶えず動いている。今この瞬間も、今までも、これからも…。」

2004/08/14

今日の一言

「嘘と冗談」Explanation(説明)「嘘と冗談は同じようで違う。嘘は偽りである。一方冗談は偽りである必要はない。冗談とは、言い換えれば無駄口。つまり嘘ではないのであろう。嘘はいけないが、冗談は良いと考えられるのはここにある。嘘が偽なら、冗談は真なるから。嘘は人を陥れることがなければ良しとされるが、人を陥れるつもりがあろうがなかろうが、嘘は偽りであることを自覚して使用してもらいたいものである。」

2004/08/13

今日の一言

「影」Explanation(説明)「影はいつもあなたのそばにいる。影はいつもあなたについてまわる。影はいつでもどこにでもいる。だけど、自分の影を見失うことがある。それは真っ暗闇の中。暗闇の中で自分の影を見つけることはできない。暗いと自分を見失う。だから常に光を灯しておかなければ自分を見失ってしまうだろう。光が自分の影を作り出してくれる。つまり光が自分を自分として存在しているということを証明してくれるツールである。」

2004/08/12

今日の一言

「みんな１対１」Explanation(説明)「物事はすべて１対１である。光=影、白=黒、男=女、1=0、大人=子ども、食べる=食べられる、捨てる=拾う、………。すべてタイマンをはっている。全てがどちらかにあるという話ではない。光と影ならば、光と影の間はいくらでも存在しうる。だが光の影とは反対側には何も無い。また影の光とは反対側には何も無い。つまり光と影はその両極端に位置している。他のすべてもそうである。我々が存在しているのはすべてその両極端の間でしかない。だれもその端に到達したことはない。なぜならそれは不可能であるから。人間自体完璧なものではないから、端に到達することができない存在である。世の中にはいろいろなものがありすぎる。それは両極端の間を分けることができないように、そのものごとも分けられないためである。だから混沌とした世界が広がっている。もっとシンプルに世界を見てみてはどうだろうか？すべては1対1であると。」

2004/08/11

今日の一言

「刺激とは比較」Explanation(説明)「人間が感じる刺激というものは他との比較にある。たとえば80度のサウナの中で60度のコーヒーを飲むのと、常温で60度のコーヒーを飲むのとでは、後者のほうがより多くの刺激を受けるはずである。また、雪の中でアイスを食べるのと、真夏のアスファルトの上でアイスを食べるのとでは、後者のほうが刺激は大きい。それは周りとの比較である。今部屋でこの文章を見ているあなたが考え易い内容としては、エアコンの負荷がわかりやすいだろう。夏の暑い日に低い設定温度のエアコンをつけることはエアコンに大きな負荷を生じる。また冬の寒い日に高い設定温度のエアコンをつけることもエアコンに大きな負荷を生じる。つまり刺激も負荷も、いかに周りと違うかという部分が評価基準になっているのである。刺激を求めるなら、周りと違うようにあらなければならないし、刺激を抑えたいなら周りとあまり違いを出さないようにしなければならない。どちらがいいかは自分自身で決めてください。」

2004/08/10

今日の一言

「月の裏側」Explanation(説明)「月はいつも私達に同じ面を見せている。だからその裏側を見ることはなかなかない。だから月はそういうものだと思っている。裏があることを忘れてしまっているのではないだろうか？人も同じ。いつも私達に同じ面を見せている人もいる。その裏側は必ずあるものである。普段は月のように、ウサギの餅つきを見せている。しかし裏は漆黒の闇のようにすべてが包まれている。人とはそういうものだ。人にも裏があることを忘れてしまっているのではないだろうか？」

2004/08/09

今日の一言

「生を感じる｣Explanation(説明)「あなたは生を感じているか？生を普段感じている人は非常に少ない。生とは死と表裏一体。つまり生を感じることはつまり死を感じることである。たとえば、重い病気になって初めて死に直面したことで生を改めて感じること。たとえば、少し怪我をしてしまったときに流れる血を見て生を感じ、そこで改めて死を感じること。死を感じることはつまり生を感じることである。死を身近に感じなければ生を感じて生きることは難しい。人間とはそういうものだ。だから死を感じろということではない。生と死とをもっと身近に感じて欲しい。ただそういうこと。」

2004/08/08

今日の一言

「違うフィールドで比較するな」Explanation(説明)「フィールドの違う人をそれぞれ比較することはナンセンス。フィールドとはつまり背景であり、母体である。たとえば偏差値も母体によって変わってくるように、すべてのこともフィールドにより変わってくる。だから何も他人と自分を比較することは意味は無い。他人とは自分以外の人。ただそれだけ。自分とは全く別の各個人である。それぞれ違うフィールドにある私達はそれぞれ違う生き方をすれば良い。」

2004/08/07

今日の一言

「人生の先を見たい？」Explanation(説明)「あなたは人生の先を見てみたいですか？何が起こるかわからない人生の先を見てみたいですか？……………人生の醍醐味は、何が起こるかわからないこと。何が起こるかわかってしまったら、あなたの人生はつまらないものになってしまう。あなたはつまらないものが好きですか？」

2004/08/06

今日の一言

「生きる場所」Explanation(説明)「生きる場所は今居る場所。生きる道は今居る道。生きる先は、見知らぬ場所。生きていると不思議なことに、あらゆることを考えてしまう。考えなければ、生きていけないのも事実。考えに困ることは素晴らしい。生きるために考え、考えることで困り、困りながらも生きる。今あなたが生きる場所では、考えているあなたが見える。考えているあなたはとても幸せである。なぜなら、真剣に生きるということに直面しているから。」

2004/08/05

今日の一言

「眼から見えるもの」Explanation(説明)「眼から見えるものは本当にそこにあるのか？今目の前に見える光景は本当にそこに存在するものなのか？眼から見る情報とは非常に惑わされ易いものである。眼から得る情報とは、一度脳を通ってから判断している。その脳が混乱を起こしたのであれば、目から見た情報は確かなものではなくなる。たとえばテレビを見たことの無い人が初めてテレビを見たとする。その人はそこに風景があると信じ、その目と鼻の先にその風景が実際に存在していると考えるであろう。しかし実際は、そのときにその人がその眼から得る情報はテレビの画面が映し出している赤・青・緑のいわゆる光の三原色がつくり出す色の組み合わせである。つまり虚像。人間の目から得られる情報は、その人の脳の如何による。脳が伴っていなければ、その情報は確かなものではなくなり、その眼が見ているものは存在していないことになる。」

2004/08/04

今日の一言

「世界とはあるのか」Explanation(説明)「世界とは我々の周りを取り巻く環境の全てである。一般的に使う世界とは、地球上のことをさす。では、この地球上の世界とは実存するのだろうか？そんな疑問は話にならないかもしれない。ただ考えてみてほしい。もし自分が死んだら、この世界というものはあり続けるのだろうか？この世界というものは、自分が生きるということのために形作られた幻のものなのではないか？この疑問に答えられる人はいない。実際に死んだ人に聞くわけにもいかないから。死という現象の捉え方によってその答えは多岐に渡るであろう。いったい今我々のいる世界というものは、どんなものなのであろうか？こんな疑問にあなたは答えられますか？」

2004/08/03

今日の一言

「基礎の大切さ」Explanation(説明)「基礎とはすべての元となるものである。建物の基礎は土台であり、学業の土台は勉強である。仕事の基礎は営業であり、生活の基礎は暮らしである。人間の基礎は…生きるということ。生きるということを大切にしてやらなければならない。基礎をおろそかにしていると、欠陥住宅ならぬ欠陥人間になるかもしれない。欠陥人間になりたくなければ、生きている・生きるということをもっと正面から見つめ、固めることにしよう。」

2004/08/02

今日の一言

「心霊」Explanation(説明)「霊的な現象が実際にあるかどうかはわからない。私はそんなものはないと考えている。それは文字通りの話である。心霊。それは心に宿るもの。それは心から発生するもの。それは…己の心である。恐怖心。好奇心。幻覚。幻影。これらすべては、己の心が映し出した映像を己の内のみで見ているに過ぎないのである。だから、もし何かが見えたら、あなたの心の映像だと思ってみてはどうだろうか？」

2004/08/01

今日の一言

「死は　もろもろの悪いもののうちで最も恐ろしいものとされているが　実はわれわれにとって何ものでもないのである　なぜかといえば　われわれが存するかぎり　死は現に存せず　死が現に存する時には　もはやわれわれは存しないからである」(エピクロス：ギリシャ哲学者)Explanation(説明)「死と生とは表裏一体のものであり、それが同時に存することはない。生きているときにはその裏側にある死というものがあることはない。また逆に死んでいるときにはその裏側にある生というものがあることはない。だから、生きているわれわれはその裏側にある死を別段気にする必要はない。なぜならば、われわれは死を意識するということはないから。」

2004/07/31

今日の一言

「脳と命令」Explanation(説明)「我々は脳によっていろいろ命令を与えて動いている。意識している行動は、しっかり自分で脳から命令を出していることを実感できるであろう。だがしかし、人間の行動には無意識的な部分のほうが多いのである。つまり、脳からの命令が勝手に出されているという感覚である。だから普段意識せずに行動することができているのである。たとえば、夜寝ているときに息をするというのは脳が命令を与えている。決して自分で息をしようと意識していることはないであろう。病は気からという言葉があるように、人間の体の諸症状は全て脳の命令である。だから、身体に異変が起きたら、それは脳が出している何かのサインであると知ろう。そしてそのサインを受け止め、苦しければそのサインを消すように自分の脳を向かわせてやれば良い。」

2004/07/30

今日の一言

「丸い」Explanation(説明)「丸とは全ての根源である。角のとがったものも、もっと小さなレベルで見ると全て丸である。また丸は、すべてを均一化してくれる。自然のものを見渡して欲しい。太陽も、月も地球も…全部丸。全てを均一かしてくれる丸は、どんなに大きなものでも、均一にしてくれるからどんなに大きくても存在できるのである。丸いものを見たら、母だと思え。」

2004/07/29

今日の一言

「言葉の有限性」Explanation(説明)「言葉とは有限。物とは無限。例えば色の種類とは実は無限である。ただ名前の付けられている色、判別できる色というものが限られているだけである。他には、ある線があったとき、その線はいくつの点からできているのか？それは無限の点のあつまりである。ただ、言葉が表すことの出来るものは有限である。無限のものをすべて言葉で表すことはできない。ただ『無限』と言葉で表すことはできる。実際に無限を他の言葉で表すことは出来ない。言葉とはおおよそがひとつに対してそれが与えられている。言葉とはそれほど大きな範囲を許容していない。言葉とは…有限であるからこそ、私達は使いこなすことができるのである。」

2004/07/28

今日の一言

「わたしは将来のことを決して考えない　それは間違いなくすぐに来るのだから」(アインシュタイン)Explanation(説明)「今という時は非常に瞬間的なものである。だから将来という時はすぐにくるものである。もしも将来という時が限られているものであるならば、とてつもない勢いですくなくなっている。逆に、過去という時はとてもつない勢いで増えている。決して将来のことを考えるなとは言わない。だが、考えてもすぐに来ることをわざわざ考える必要は特には見当たらない。将来ばかりを考えるより、今を考えよ。もしその流れに疲れたなら、ゆっくりとできる過去を考えよ。」

2004/07/27

今日の一言

「心身」Explanation(説明)「人間は精神と肉体とが一体化している。だが、そのつながりは非常に繊細である。もともと肉体は実在するものであり、精神とは頭の中で作り出される虚像である。実在するものと、実在しないものを繋ぐものには、大きな負荷がかかることは容易に想像であろう。そう考えると人間は非常に脆い存在である。己の大きな肉体を繋ぎとめるため、頭をフル回転させている。一度その繋ぎが切れると、なかなか元にはもどらない。人間とはそんなものである、と知っておいて欲しい。だからもしあなたの精神と肉体とが分離したときは、その分離しているという事実だけを欠かさずに頭の片隅に置いておいて欲しい。それだけでも、その復活は早いものになるから。」

2004/07/26

今日の一言

「疲れたら止まれば良い」Explanation(説明)「人間疲れたら歩みを止めればいい。歩き続ける必要はない。ただ見えないゴールに向かって歩みを続けるのである。ゴールは見えない。どこにあるかわからない。だから闇雲に歩いても良いし、歩かなくても良い。しかし、止まっているだけでは見つからない。歩いたら止まり、止まったら歩く。それだけで生きていける。そんなに急いで走らないで。走ってもそんなに変わらないから。」

2004/07/25

今日の一言

「遠くを見る」Explanation(説明)「日本人は近くを見すぎている。というよりも、遠くを見ることが出来ない。それは、日本という土地が狭いということもある。また、それとは別に日本人という人種がどちらかというと後ろ向きな人種であるからである。車を運転するときも遠くを見ながら運転するように、事は常に動いておりもっと先を見なければ疲れるのである。さぁ、遠くを見よう。そのほうが疲れないし、良いでしょ？」

2004/07/24

今日の一言

「最初の一歩」Explanation(説明)「最初の一歩って怖い。未知の恐怖だから。自分の中には理解し得ない何かがあるかもしれない。今まで歩いてきた道と違う道には、少し不安がある。だから最初の一歩は怖い。でも二歩目はそうでもない。それは人間だから。世の中に慣性の法則があるように、人間も慣れという法則が当てはまる。慣れること。その恐怖に慣れ、そのことに慣れ、その未知の道について予測する。そのことが、私達人間を強く、たくましくしている。ただ慣れすぎて、新たなる最初の一歩を踏み出したくなくなるかもしれない。そんなときは、今歩いている道の一歩目を振り向いて見て欲しい。そこにはあなたの足跡が刻み込まれているはずだから。」

2004/07/23

今日の一言

「面白い」Explanation(説明)「面白いとは、目の前が真っ白なほど明るくなっている状態であり、転じて楽しいという意味を含む言葉である。その面白いというものの定義はとても難しい。何もかもが個人個人にとってそれぞれ違ってくるように、面白さというものもその個人個人で違ってくるものである。例えば、内輪ネタというものがある。サークルや職場のみんなとの面白話。それは万人に共通ではない。ただ、その人たちにとっては面白い内容である。面白さとは、何か定義があるのではなく、あなたの周りにある空気のようなものである。つかみようがない。気づかないうちにある。ただ一つ言えること。それは、面白さとは楽しい気分である主体がつくり出すものであること。人生笑って暮らせば、自然と面白さがあり、目の前が真っ白になるでしょう。」

2004/07/22

今日の一言

「疲れと限界」Explanation(説明)「疲れとは蓄積される。その限界とはいったいいつくるのだろうか？それは誰にもわからない。なぜなら、限界とは今が限界であるということを考えられないくらいの状態。また、今が限界であるということを口に出して伝えることも出来ない状態。さらに、限界を超えると、その母体となる人間はとうに滅んでいるからである。実際に限界を超えた人はいるはずもない。本当の限界は誰も知らない。だから、限界を簡単に感じることはできない。普段限界だと感じていることは、本当の限界に比べれば雲泥の差である。だから、今限界だと思っている人は、それを限界だという考えを捨ててください。限界はもっと先にあるはずだから。」

2004/07/21

今日の一言

「ランク付け」Explanation(説明)「順番とは自然とつけられるものである。意識、無意識に関わらず、ランクはつけられるものです。だから気にすることはない。ランクはただのランク。必ず一番がいる。どんな母集団でも必ず一番はいる。誰かが一番になる。だからそれは本当にすごいことなのかどうかはわからない。ただ、ランクにおいて知っていておいて欲しいことは、ランクが人を決めるのではないということ。ランクはランク。それを知っていておいて欲しい。」

2004/07/20

今日の一言

「風とともに」Explanation(説明)「風はどこから来てどこへ行くのか？風は空気の圧縮されているところから、つまりそのストレスから解放されんがために、圧縮されていないところに流れていく。つまり、ストレスの高いほうから、ストレスの低いほうへと流れていくのである。人もまた同じ。過度なストレスはその人の身体を蝕(ムシバ)む。そのストレスを解放するほうへと人は動く。ただそこに壁があったとしたら。風は流れることが出来ない。人も流れることが出来ないこともある。そういうときには、風は止まってしまう。だが人はそれとは違い、内側で爆発しそうな爆弾を抱えて、それを大きくしていく。その壁を破壊するほどの力を蓄えたとき、人は大きな爆発とともに自分を失う。ストレスを溜めるな。ストレスを溜める前に、壁に小さな穴を開けよう。そこから少しずつ風を流してやろう。そうすれば、爆発しなくてすむから。毎日少しずつ。少しずつ。」

2004/07/19

今日の一言

「ものを学ぶということ」Explanation(説明)「ものを学ぶということは、勉強だけではない。ただ、勉強は学校や仕事場で学ぶことだけをさすものではない。勉強と聞くだけで拒絶反応を示す人も多いかもしれない。勉強はさせられるのではなく、するもの。何か新しいことを学ぶこと、知ること、理解を深めること。学ぶということは簡単なこと。ただし、学ぶことをしたいという主体の自主的な意欲が伴わなければ、それは勉強ではなくただの道端の草(気が付かないもの)になってしまう。道端の草をあなたは観察することができるだろうか…。」

2004/07/18

今日の一言

「考えにつまる」Explanation(説明)「思考とは、その人の経験値に比例する。想像力もまたその人の経験値に比例する。どちらも一般的には無限に感じられることではある。だが実際にはそうであろうか？たとえば、想像してみよう。目を閉じて。１・自分を上から見た画を想像できますか？２・そのままその視点を上にずらし、日本全体の画を想像できますか？３・そのままその視点を上にずらし、地球全体の画を想像できますか？４・そのままその視点を上にずらし、宇宙全体の画を想像できますか？この４つのステップをあなたはどの段階まで可能にすることができるか？多くの人は１つめでつまずくだろう。たとえ想像できたとしても、それは事実とは異なることになる。多少の誤差は考慮しないにしても、それは事実とは大きく異なることになるだろう。それが経験値の差である。自分を頭上から見た映像や、他人を頭上から見た映像を見たことのない人は決してこの１ステップを越えることはできない。それと同じで、思考というものは経験値に比例する。家の中でずっと空想にふけっているだけでは、新しい考えなど生まれてくるはずもない。思考を生み出すことは、新たな経験値を積むこと無くしては到底手に入れることのできない代物である。考えにつまったら、経験値をたくさん積むこと。それに限る。」

2004/07/17

今日の一言

「変身する」Explanation(説明)「すべてのものは常に変化を遂げている。不変ではない。時という４次元的なスパイスを加えることにより、すべてのものは常に隠し味を引き出している。常に何かに変身しようとすることは、言い換えれば、今の自分からの逸脱。今の自分の善し悪しはここでは一切考えない。変身が常に良い方向に傾くとは限らないから。空間的変身がないとしても、時間的変身は誰にも共通である、普遍である。今この変身を大切にしたい。今この時間を大切にしたい。変身とは、誰にでもありうる潜在的、無意識的な進化の一種なのかもしれない。」

2004/07/16

今日の一言

「事には理由がある」Explanation(説明)「物事には何かしらの理由がある。それが理論的に体系化されたものであれ、人の感情であれ、理由がある。たとえば、なんとなくやる気がしないときにも、そのやる気には何かしら複雑な理由が存在しているはずである。すべてに原因があり、その原因がわかるものは非常に少ない。ただ一つだけ覚えておいて欲しい。すべては理由があるからあるということを。」

2004/07/15

今日の一言

「富は海水のようなものだ」(ショーペンハウエル)Explanation(説明)「富というものは多く飲めば飲むほど渇きを覚えるものである。もっと簡単に言うと、欲望というものはそれを満たせば満たすほど、深い欲になるということ。何事も適当な量が一番。過ぎたるも、及ばざるも、どちらも中途半端な状態であり、その間が一番。あまり欲に走るなかれ。欲に向かって走りすぎても、転ぶだけである。」

2004/07/14

今日の一言

「下を向くより　上を向いたほうが　広いよ」Explanation(説明)「下を向いていては、上の広さに気づかない。上を向いていては、下の狭さに気づかない。両者を知っている人は、両者を向いた人である。あなたは上ばかり見てませんか？あなたは下ばかり見てませんか？一度いつも見ているところと違う方向を向いてみてはどうでしょう？きっと、いつも見ているところが、また違う意味で見えてくるでしょう。ただ一つ、上を向くとそれは無限であり、下を向くとそれは０である。あなたならどちらを向きたいと思いますか？」

2004/07/13

今日の一言

「山があるから谷がある　谷があるから山がある」Explanation(説明)「山ができるから谷ができる。これは当たり前。谷があるということは、山があるから。凸凹、凹凸、これらは組み合わせると一つのボックスになる。つまり、もともとは一つの物体であった。それが２つに分かれた。山も谷も、もともとは一つであった。だから、山の数だけ谷がある。上りの数だけ下りがある。人も、善がいるから悪がいる。それが世界のバランスを保つ秘訣なのかもしれない。」

2004/07/12

今日の一言

「人間とはなに？」Explanation(説明)「人間とは、動物の一種。人間とは、たんぱく質のかたまり。人間とは、知恵を持ったサル。人間とは、人間とは………。私達を表す人間という言葉はいったい何を示しているのだろうか？人間ではなく、人ではだめなのであろうか？素直に考える。つまり、人と人がいて初めて人間となるということであろう。人と人から人間が生まれる。人と人がいなければ人間は生まれない。全ての人間は人間と人間との間で生まれた。その先をたどれば、いずれはたった2人の人に突き当たる。その2人はいったい人間と呼べるのであろうか？人間。それは一人では決して存在しない存在なのではないだろうか？」

2004/07/11