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2007年08月31日
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テーマ:幸せの定義(94)
カテゴリ:健康

昨日は、両親のお見舞いに出かけました。
こういうとき、同じ病院だと言うのは便利ですよね。
もっとも、両親が同時期に入院するというのは、滅多に無いでしょうね。

父は、一昨日(私は行かれませんでした)、妹から聞いた様子とは大違いで、おとなしくベッドに寝ていました。
頑張って歩く練習をして、傷口から出血してしまったのだそうです。

父は真面目、というより気が小さいので、ドクターやナースから「歩いてください」と言われると頑張りすぎてしまうんです。
「少しずつ」と言われたであろう言葉は、すっかりどこかに置き忘れてしまって・・・。

おまけに、発熱もしていて、ちょっと辛そうな様子。
なのに、私にいろいろ話すので、「少し眠ったら」と言いましたが、話したいことがたくさんあるようで・・・。

私がいる間に、じょくそう(私の辞書では出てこない・・・^^;。床ずれです)予防のため、ナースが体圧を計りに来ました。
体の下にセンサーを入れて測るので、体を動かすのですが、その後、「とっても痛かった」と言いました。
「看護師さんに言ったの?」と尋ねると、「悪いから言わなかった」と言います。
「痛みは、その人しかわからないから、いわないとダメ。我慢しないで」と言うと、「わかった」とのこと。
大丈夫かなぁ。

父は、「痛いし、辛い」と言います。
私も手術を受けたとき、痛かったし辛かったから、その気持ちは良くわかります。
そんな父を見ていて、いろいろ考えてしまいました。

こんな思いをして手術を受けて、受けなかった場合とどれだけ違うのだろうかということ。
父の病気は大腸がんです。
でも、転移はしていなかったようです(病理の結果が出ていないから、確定ではありません)。

手術を受けることが前提で、ドクターもお話ししていらしたし、私達家族もそのつもりでいました。
だから、手術を受けなかった場合、余命がどのくらいなのかは聞いていません。
どのくらいだったのか気になります。

父の癌は、初期段階ではなく次の段階になっていました。
その場合、どのくらいの速度で進行し、転移するのかなど、知りたいことはたくさんあります。
なのに、その時は、「癌」という言葉で驚き、手術が一番!と思ってしまいました。

ですが、今のように、痛い思い、辛い思いをしている姿を見ると、今回の手術で体力が落ちて、それで寿命が縮むこともあるのでは?と思ってしまいます。
手術を受けて生きられる年数と、手術を受けなかったら、という年数がどれだけ違うのでしょう?
寿命は誰にもわからないから、逆にこれでよかったのだろうかという思いがあります。

夫が「癌」と診断されたら、すぐに手術を受けさせます。
でも、父の場合、若くはないから、これから何十年も生きられるとは思いません。
もしかして、寿命があと5年だったとして、手術を受けなかったら2年か3年で死ぬとしたら、その2、3年の差で苦しませていいのだろうか、そんなことさえ考えてしまいます。

今まで、心理の仕事をしてきて、病気の家族の苦労も見てきました。
母の入院を機に、「より良い死の迎え方」についても考えたり、勉強したりしてきました。

母は、「延命治療はして欲しくない」と言います。
でも、延命治療というのは、どこから言うのかしら?
いえいえ、これは、医療的な意味ではなく、家族の心理的な意味。

手術をしたことで縮む命もあるのでは?と考えてしまうのです。
肉体的にも、精神的にも辛い思いをするのと、死を前提として、残りの命を生きること、どちらが良いのだろうかと考えます。
私は、残りの命を大切に生きたい方。
けれど、家族のことになったら・・・。
考えてしまいます。

今回の手術は、父自身が望んだことです。
だから、今の苦痛も覚悟の上だと思います。
なのに、家族(というより、私だけれど・・・)の気持ちは複雑です。

 






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最終更新日  2007年08月31日 10時19分06秒
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