コロナの所感

2021.01.11

テーマ：ニュース(99476)

カテゴリ：生活術

流行り初めの頃は、未知のウイルスで怖いっていう印象の強かった新型コロナウイルス。最前線で働いている医療従事者の方々、感染リスクの大きいエッシェンシャルワーカーの方々、本当に頭が下がります。

個人的に、この1年間で1番大きかった生活の変化は『飲み会がなくなった』事でした。

仕事の接待飲み会がなくなる事で、気が楽になったり自由な時間が増えたって人は多いと思います。

会社の人間関係を作りたい新人の歓迎会、長年務めた定年退職者の送別会までなくなったのは世知辛いですが、頻繁な飲み会がなくなる事でのお金や時間のメリットはかなり大きいです。

ただ、コロナがなければ有り得た幸せも、本当に多かったです。遊園地などの娯楽、飲み会でしか会わない友人、イベント、旅行。そして、取り返しのつかないコロナで亡くなった方。

外出自粛や感染症対策によって、2020年はインフルエンザ死者数、交通事故死者数が激減した事が唯一の救いです。

個人的な考え方ですが、もう一生、様々な感染症に振り回されながら生きていくのだと覚悟しています。その中で幸せを見出していくしかない。

有効なワクチンが普及して、何年後かに新型コロナが根絶する未来があるとしても、今後、変わってしまった生活様式は元には戻らないと思います。

外出時のマスク、消毒液、会社の飲み会の激減、3密を避ける行動。

今、社会人として出来ることは、政策へのパブリックコメントなどで感染防止のための意見を出す事、選挙、コロナから子供たちを守るために提案や声を出す事、コロナによる失業者への仕事の斡旋、知人で感染拡大による不安で落ち込んでいる人がいたら支える事。

日本全体の問題として、失業者が増えたり医療やワクチンやコロナ休業への莫大な支援金で国債が増える一方で、労働人口は年間万単位で減っています。

岐阜県の田舎の村では、9割が年金受給者で、1割の若い労働者が人手不足のエッシェンシャルワーカーとして安い給料で働いている状況です。幸せな子供たちの未来が、もう田舎では見えていない状況を、変えていかなければいけません。

OBへの企業年金が原因の一つとなり、会社が赤字になり倒産。そんな未来が日本全体で起きてくるのを危惧しています。

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最終更新日 2021.01.11 01:15:20
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