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2008年03月26日
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カテゴリ:教育・受験
全国学力調査(学力テスト)をめぐって、さまざまに議論されています。
中には、「断念」ではなく「決断」として学力テストに参加しないことを確定した自治体もあるようです。

「教育現場に競争を持ち込み、豊かな人間関係をはぐくむことを妨げ、子供同士や学校間で格差」を生む」というのがその理由とのことです。

また、中には「教育は学力をつけるために行うのではない。一人前の人間=大人になっていくために、課題を設定し、その課題を乗り越えることを身につけて一人前になる過程が教育だとする人もいます。

学力の獲得を通して、自分と向き合ったり、知的好奇心を喚起する社会や科学や生活に興味を持ったり、仲間と協同して成し遂げる中で、一人前になっていくことが教育の目的だという主張は、もちろん正しいと思いますが、同時に学力をつけることは、将来、社会で責任を果たすために必要な準備だと私は思います。

ですから、学力をつけるために必要なことを慶応学習会では準備しています。小学生の低学年時期は、無理な競争はさせず、基礎をしっかり身につけたら、それを柔軟に思考する問題にじっくり取り組んでもらいます。

そして、必要な時期に必要に応じて詰め込めるだけの器づくりをするのです。

しっかりと器をつくれば、多少の競争社会にほうりこんでも、自分を見失うことなく、着々と戦略をたて、戦術をたて、物事に取り組めるようになるのです。

学力テストは、自分の客観的な位置を知るためには必要なことではないでしょうか?
自分の位置をしっかりと受け止め、そして課題を自分で設定し、取り組むことが大事なのです。その意味では、学力は一つの手段にすぎないかもしれません。しかし、それだけではありません。学力は全ての基礎です。学力によって、人類の歴史は発展してきたのです。学問は未来を切り開くのです。

一見、子供にやさしい、人道的に見える「学力テスト廃止」の意見は、代替案がありません。
テストが悪なのではなく、テストをどうとらえ、その後どう生かすかが大事なのではないかと私は思います。

大原記スマイル





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最終更新日  2008年03月26日 16時23分31秒
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