テーマ:スポーツあれこれ(11131)
カテゴリ:スポーツ大好き
ロンドン・オリンピックは終盤になっても盛り上がっている。 ◇ オリンピック直前の敗戦で心配された吉田沙保里(レスリング女子55キロ級)だったが、 苦杯を喫したロシアの新鋭にも借りを返し、危なげなく五輪3連覇を達成した。 またこれで「五輪&世界選手権12連覇」となり、カレリンと比べる報道も見られた。 グレコローマンレスリング・130kg級(当時の最重量級)のアレクサンドル・カレリンは、 1987年の世界選手権優勝(2度目)から2000年のシドニー五輪決勝で負けるまでに、 国際試合13年間無敗で「五輪&世界選手権12連覇」を達成した「霊長類最強の男」だ。 ちなみに、リングス・前田日明の引退試合(1999年)の対戦相手として来日しており、 その時も「カレリンズ・リフト」という常識外れの大技を披露してくれた。 カレリン程人間離れはしていないが、記録としては吉田沙保里が並んだということだ。 ◇ さて、8万人の観客を集めた聖地ウェンブリーでの女子サッカー決勝。 こちらはアメリカが3連覇し、果敢に攻めた「なでしこジャパン」は惜敗した。 PK論争が結構話題になるかもしれないが、それもまぁサッカーだ。 (すぐに追いついていたらつまらないサッカーになっていた可能性もある訳だし…) 王者アメリカ相手に「もう少し運があれば…」と思わせる攻撃を見せてくれたので、 結果として銀メダルに終わっても女子サッカー人気がしぼむ事もないだろう。 また監督交代をはじめとして世代交代も進みそうな「なでしこジャパン」なので、 いきなり全てを達成してしまわない方がかえって良かったのかもしれない。 ただし、昔の日本代表みたいな赤のユニホームだけはサブとはいえ勘弁して欲しい。 実は女子サッカーを取り巻く環境はまだ厳しく、アメリカの女子サッカーリーグは休止中だ。 (つまり今回はアメリカの方が必死だった?) イングランドでも1970年代まで女子サッカーにグランドを貸す事が禁止されていたせいか、 はっきり言えば現在でも男子サッカーほどの熱狂はみられない。 今回の銀メダルで堂々と強豪国の仲間入りを果たした「なでしこジャパン」。 しかし、次のオリンピックまでの4年間が結構大事だ。 そのためにも女子サッカー人気が拡大し、国内のリーグ戦でも活況を呈して欲しい。
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Last updated
2012/08/10 01:14:59 PM
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