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カテゴリ:想うこと
乳がんと告知されて約7ヶ月
手術、抗がん剤治療とあっという間だった その間、「生きる」ことや「死ぬ」ことについて その時々の心の状態でたくさん考えた 特に、「自分が後どのくらい生きられるのか」という テーマについては、考えずにはいられなかった 「がん」だとわかったとき、 手術をして「転移」があるとわかったとき、 その事実は受け止めなくてはならないが、 残された時間が見えないことへの不安や さまざまな感情に 時には考えること自体にふたをしてしまったり、 亡くなる方もいるが自分だけは違うと思おうとしたり、 さまざまな防衛機制が働いた がん仲間を増やしたり、 患者会を立ち上げたり、 さまざまなことで、同じ状況下にある 気持ちを分かち合える仲間を作っていったが こころの奥底にある何か重黒い感情は 決してなくならないことに気づいた この気持ちの正体は自分でもわからない 一日一日をただ生きることは誰でもできるが、 納得した日々を重ねていくことはとても難しい 自分にはそれができないでいる それが自分でもわかっているから こんな気持ちになるのかもしれない お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 9, 2007 09:28:36 AM
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