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テーマ:焚き火(40)
カテゴリ:アウトドア
こんにちは、煤原シテイです。
今日はブログを休んでいる間に始めた新しい楽しみの話です。 このコロナ禍で、キャンプが流行っているそうですね。 私たち夫婦は外で出来ることとして散歩は以前から頻繁にしていたのですが、最近では街中へ行っても飲食店など利用しにくい状況にあるため、人けのない郊外に行くようになりました。私が住んでいるところは住宅街で周りは家ばかりですが、少し歩くと田んぼの中に小さな集落があるような場所に出ます。そういうのどかなところに行って散歩してくるのですが、最近気に入っている場所があります。 家から30分ほど歩いたところにある河原です。 呼び名がないとちょっと不便ですね。実際の名前を使うのはちょっとアレなので、仮の名前を小山の河原と付けておきます。その名の通り小さい山の下に川があるのでそうしました。 ここは堤防の下に自然のままの河原があって、向こう岸は河原がなく水深が深くなっていて、低山がちまっと聳え立っています。堤防の反対側の下に集落があるのですが屋根くらいしか見えないため、市街地からそれほど離れていない場所にしては人工物が目に入りにくく自然味のある風景が楽しめる場所です。 車が10台前後停められるようなスペースがあり、夏場は子供の遊び場として開放されています。 川遊びのシーズンオフはガチ目のアウトドアを楽しむ人と、お昼にBBQをする家族、私たちのような近場からふらっと散歩しにきているような人がちらほらいる程度です。 ここに何回かくるうちに、自分たちもキャンプまでやらないにしてもカジュアルにアウトドアをしてみたくなりました。夫も私も子供時代にその辺の河原で勝手に焚き火をしていたという思い出もあり、じゃあ焚き火だけしてみよう!ということになりました。 キャンプやBBQほど大仰じゃなくて、調理はイモ焼いたりソーセージなどを焼く程度の簡単なものとコーヒーを飲む程度のお手軽アウトドアにしよう!目的は火を焚くこと!道具は最低限で必ず歩いて現地まで行こう!をテーマにしてやってみることにしました。 用意した道具は、焚き火台、防火クロス、トング、大きめのアルミトレイ、金属製の串数本、ケトル、琺瑯製のマグカップ、小さな折りたたみのイスです。 この河原には直火で焚き火した跡があちこちにありましたが、いつまでもここで遊べるようにキレイにしておけば間違いないと思ったので、焚き火台と防火クロスは用意しました。 遡ること3月末、ちょっと気温が暖かくなってきたので焚き火をやってみることにしました。 お昼ご飯にカップヌードルとウインナー、おやつに焼き芋とコーヒーを楽しみます。 初めてやるのにちょうどいいお手軽さです。 薪は目的地に向かう途中の護岸工事してある河原と堤防脇に落ちている枝を拾いました。なぜか小山の河原には流木があまり落ちていないので、途中で用意する必要があります。折れた枝を大きなビニール袋に持てるだけかき集めて、それを持ってえっちらおっちら10分ほど歩くと小山の河原に到着しました。 私たちの他には、BBQを楽しむファミリーが1組と、ソロキャンプで来ていた方が後片付けをしている最中でした。 程よい場所を見つけて焚き火台を設置し、さっそく火をつけます。 良く見たら防火クロス使っていませんでしたね(;´д`)地面を焦がしていないので良しとしましょう。 何か適当な焚き付けになるようなものが落ちているだろう、とたかを括っていましたが、意外と焚き付けになりそうなものはなくて、仕方がないのでその辺に生えている枯れ草を適当にむしってライターで火をつけました。 川側。オサレにぼかしたのでわかりにくいですが、小さい山があります。 堤防側。季節のせいか荒涼として見えますね。 拾ってきた枝に桜の枝がたくさんあるのはこの堤防の入り口付近に桜の木が植えてあり、今年の大雪で折れたものがたくさんあったからなのです。私が折ったのではありませんよ(^_^;) 調理に関しては、本当にもう、お湯沸かしてカップヌードルに注ぐだけ、串に刺して焼いただけ、ホイル巻いて火にぶっ込んだだけで特筆することはございません。小学生でもできる程度のことしかしておりませんが、外でものを食べると普段よりやけに美味しく感じます。 写真は大口を開けて私や、熱がって顔を歪めながら食べる夫の姿が写ったお見苦しいものしかありませんでした。恥ずかしいのでお出しできません(~_~;) 持ってきた薪だけでは足りず、結局小山の川で流木を探してなんとか拾い集めて追加しました。 ある程度まで燃やし切りましたが、日が暮れてきて寒くなり始め全部燃やして帰るのは不可能となり、両手ですくえるくらいの量になったところで念入りに水をかけて消火し、冷めたところで持ってきたビニール袋に入れて持ち帰りました。 火を囲んで食べてゆっくり過ごして、行き帰りは歩きで体を動かせて、健康的な休日を過ごしました。 楽しかったです。 この後同じ場所で2回ほどやり、結局小さな焚き火では飽き足らず、場所を変えて車で行くようになり、道具を増やしたり調理もするようになるのですが、これは次回のお話でしましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.08.25 13:47:52
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