2019/09/04(水)08:04
ボルドー シャトー・シャプロン2015 テュティアック生産者協同組合
ボルドー
シャトー・シャプロン2015 Chateau Chapron
ブルーノ(ブリュノ)・シャプロン(栽培) Bruno Chapron(Vigneron)
テュティアック生産者協同組合(製造・販売) Les Vignerons de Tutiac
メルロー100%
アルコール分12.5%
輸入:株式会社ダイセイワールド 購入価格:1072円(3218円送料無料3本セットの1本)
色は澄んだ紫。
香りはブラックベリー、インク、梅干し、カシス、焦げたおがくず、革、紫蘇?
味は苦味を伴う渋味と酸味。余韻に薄い苦味と甘味を伴う酸味。
軽い味。薄くはない。
渋味はそれなりに顔を出し、余韻の甘味でややソフトに着地。
梅干しっぽい香りが結構目立つ。
梅干しの香りで酸味の感覚が引き出させる。
ついでに旨味感の様なものも何となく感じられる。
軽いボディなので、そういうところで厚みを支える構成なのかな!?
全体的に、ちょっと苦味がうるさい気もする。
苦味が有るの自体は別にいいんだが、酸味の出方と大分ぶつかり気味。
苦味と酸味が一緒に出ると「濁った味」になる。(←これが軽い味わいと相性が悪い)
総合的には、良くも悪くも安ボルドー。
苦味の絡み方から、安目(800円弱位)のスペインと言われても信じる。
とりあえず渋味は出てて、酸の雰囲気も合わせて形をつくる。
長所と短所がぶつかりまくってる点は、価格の壁として見て見ぬフリをしようw。
軽いから、あまり肉料理に合わせようとすると、合いそうで合わない。
今回トマトケチャップをソースにして、ベーコンと玉ねぎとルッコラの上にスライスチーズ乗せて
焼いたピザトーストをツマミにしたが、これ位ジャンクで適当な味に丁度良い。
苦味がうるさいので甘味で相殺しようとすると、今度は渋味が付いて来れない。
素材の甘味とアブラの甘味を上手く組み合わせて、ようやくワイン側も形になる感じ。
値段相応。
約1000円、納得。
むしろ1100円が上限。
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セールのタイミングで1340円の時と1490円の時が有る。
いずれにしても、わざわざ単品で買う程のワインではないね。