どの内定を受諾して入社するか?
今回は『40歳~60歳までのミドル転職』シリーズ最後の投稿になります。もしもみなさんが自分の最善を尽くしつづけることが出来れば、内定を(複数)もらうことになるでしょう。もらえた方でこの記事を読んでおられるならば、本当に内定獲得おめでとうございます。ですが本当に大切なことは内定をもらって入社することではありません。★入社した会社等でなるべくあなたが満足して働き続けることに他なりません。多くの就職支援サービスが入社後サポートに注力してくれない(障害者向け就労支援では、ある程度の入社後サポートが期待できますが)のですが、圧倒的に大切なのは入社後なのです。【入社後(入社直前)に大切になってくる点】1.本命以外から内定をもらった場合(「内定先を複数もらえてしまう場合」)2.複数の観点から多角的に本命を決定する作業(「価値観のふりかえる」)3.家族をはじめとする支援者・関係者との同意(「家族・支援者との同意」)4.就職後に行うさまざまな対応(当ブログ『就職直後のコツ』シリーズ参照)5.ストレス耐性を高めておく準備。(当ブログ『コーピング・レジリエンス』シリーズ参照)以上の5点のうち、1・2は絶対にやるべきこと。3は非常に望ましいこと。4・5はやればやるほど有利になるだろうことです。また5については、★長年思い込んできたあなたの考え方のクセの修正を行えると、その後の展開が非常に有利になります。認知行動療法では「スキーマの修正」と言いますが、詳しくは認知行動療法シリーズ(ちょっと量が多いのですが...「認知行動療法」)を読んでみてください。最後になりましたが、入社を決めて準備も整ったなら、許される範囲でお祝いしたり、遊んで英気を養ったりしてくださいね。あなたは本当にがんばったと思います。自分が愛したり大切にしている人たちも、もちろん祝ってくれるでしょう。でも何より★一番確実に祝ってくれるのはあなた自身なのです今後も自分を愛して大切にしてください。この姿勢は必ず入社後に役立ちます。そしてあなたが関わりたい人たちにも、良心を失うことなく、無理なく貢献してくれることを願っています。何より人生経験が豊富なベテランの皆様なのですから。※もしもひきこもり等で引け目を感じているあなたでも、引きこもり状態という途方もない難問題と長期間向き合い続け、それを乗り越えて就労するわけです。自信を持ってください。★会社経験しかキャリアとみなさない時代は終わりつつあるのですから。