2006/04/28(金)00:47
【医龍】 第3話
お前ら外科医は患者を生身の人として見ていない。
ただ切るのが好きなだけなんだろう?
循環器内科医の藤吉の頭に、ここまで外科に対する反発が産まれたのはいつの頃なのか。
心室中隔欠損で明真大学付属病院に入院している自分の娘の手術を
行う事になった朝田に、藤吉はカルテを渡さない。
娘は内科的治療で治る。
その診断は、外科に渡したくないと言う意地なのか、娘の身体にメスが入ることを
怯えてのことなのか。
娘を連れて病院を出て、自らも心臓疾患のために倒れる藤吉を救う時の
朝田のセリフが、ただ切る事が好きなわけではない事を表している。
助かる命を助けようともしないのはそれだけで罪だ。
朝田は切りたいのではなく、助けたいのだ。
そこには、駆け引きも野心もない。
ただ患者を救う。
その気持ちが一致した時。。。
チーム・メディカル・ドラゴンに、メンバーがまた1人増えた。
朝田と藤吉。
どちらも、医局に未練のない、ただ人の命に未練のある2人である。
うん。。。
今週もカッコ良かった。
ただ、何だかカッコ良すぎて、いいのか、これで。。。
だいたい、医療用語ってカッコいいよね。
一般人には解らないから、カッコいい。
バチスタ切ってみない?
これだけで、もうカッコいい。
うんうん、切ってみた~い。。。って気になってくる。
レジ打ってみない?
。。。誰も打ってみたい気にはならないだろう。。。たぶん。
娘と抱き合う場面は、泣き所なのかも知れないけれども、なんだか大げさに思え。。。
外で倒れた藤吉を緊急処置する場面では、いつもの盛り上がるミュージックに乗って
のぞき込んでいる野次馬のおじちゃんやおばちゃんが、可笑しくて
笑いそうになってしまった。
ああ、いけない。。。
私ったら、ドラマはもっと素直に見なくちゃね。
そう、ここは泣き所なのよ。。。たぶん。
反して、最初は違和感いっぱいだった坂口@朝田は、どんどんそれらしくなってきた。
後は演出の問題よね。うん。演出の。。。
今週は、何かと大げさじゃなかったかな。
って、ちょっと思ってしまった。
・医龍 第2話