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カテゴリ:2006年ドラマ
母親の愛情と、同時に母の呪縛を感じるストーリーだった。
なんだか勝手に涙が出てきて止まらなかった。 ウチには男の子が2人いるので。。。 珠子さんの子守歌を歌う自転車。 自転車には、昔、幼子に子守歌を歌いながら走っていた記憶が残っている。 子供は、成長し、母を残して家を出て行った。 思い出だけが残り、固まり、こびりつき。。。 残された母の怨念のように自転車は寂しく過去の記憶を歌う。 歌わなくなったよ。 お袋と2人で乗った時から。 息子が帰ってきて 後ろに母を乗せて走って やっと自転車は歌わなくなった。 帰ってきて欲しい、会いたいと願う母の怨念から解放されたのだ。 この親子の関係は微笑ましくて良かったから、良い話で終わったけれども。。。 多かれ少なかれ、男の子は母親の愛情と期待と思い出と。。。 色々な物に縛られて生きているような気がする。 いつか、子供達が私の側を離れた時、 何かが私の思いを乗せて、歌ったり泣いたりしてしまうような気がする。 それは、いけない事だろうか。 恐い事だろうか。 こどもの日を終えて。 私は男の子しかいない自分のいつかを考えるとき、 言いようもなく寂しい気持ちになってしまう事がある。 ・てるてるあした 公式HP お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年05月06日 01時13分23秒
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