テーマ:剣道やろう!(858)
カテゴリ:剣道
女流剣士日本一の座を争う第45回全日本女子剣道選手権大会
(全日本剣道連盟主催、毎日新聞社など後援)は3日、静岡県 藤枝市の県武道館で開かれ、村山千夏五段(埼玉県警)が 99、00年の朝比奈静香以来、9人目となる2連覇を果たした。 村山は準決勝までは5試合中4試合は延長と苦戦しながらも 勝ち抜き、決勝でも2年連続で同じ顔合わせとなった緒方有希五段 (熊本・菊池女高教員)を延長の末に退けた。 ◇無欲でつかんだ栄冠…晴れやかに 円熟の技だった。決勝の延長1分30秒、すらりとした177センチの 長身の村山が間合いを詰め、小手から面への連続技を放った。 小手に反応して面への対応が遅れた緒方は「うまいこと誘われたのかな」。 旗が一斉に上がると大会史上初の30代での連覇が決まった。 昨年は史上最年長となる31歳での優勝。 それまでの43年間は29歳が最高で、20代後半の優勝者も4人。 6試合をこなすとあって若手優位だった。 「足腰ができていないとダメなので」と走り込みを増やす一方、 「無理の利かない年齢だし」と時には休養日も設け、体と相談しながら 大舞台に備えてきた。 優勝を狙った昨年とは違い、「毎試合、『ここまで行けたからいいかな』と 思っていた。びっくりという感じです」と振り返った32歳。 今回は無欲でつかんだ栄冠だけに、1年前は汗と涙がにじんた顔は どこまでも晴れやかだった。【飯山太郎】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.09.05 06:24:27
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