映画「シルク」レビュー
監督:フランソワ・ジラール。キャスト:マイケル・ピット,キーラ・ナイトレイ,役所広司、芦名星,中谷美紀ほか。 19世紀のフランス。青年エルヴェの住む村は養蚕を行っていたが、蚕に疫病が発生した。そのためエルヴェは疫病にかかっていない上質な絹を作り出す蚕を求めて日本に渡る。結婚したばかりの美しい妻を残して・・・。そこで出会ったのは謎の女性だった。この出会いは彼の人生を変えていく。 うーん。個人的には小難しくてスッキリしないラブロマンス。つまらんという印象。キーラの演じる美しい妻が非常に不憫である。この男、旅先でのことと割り切ってしまえばよかったではないか。この男の身勝手な行動から村人たちが職を失う羽目になってしまうのだから・・・。結局のところ、彼が村人を雇い庭園を造ることで解決するのだが・・・。