カテゴリ:職を探す人、職を考える人へ
中途採用の面接をしていると、応募者とのやりとりでいくつかのタイプが
あることに気がつきます。 ●仕事の内容重視 ●安定重視=雇用形態重視 ●通勤時間重視 ●報酬重視 ●自分の責任範疇重視 ●役職重視 概ね以上とそれのいくつかの組合せになります。 ●仕事の内容重視 この方は、本当に仕事が好きなんですね。そして、社会貢献か 自己実現を非常に重視していて、イキイキと仕事をするタイプです。 ●安定重視=雇用形態 自分の身を守りたい。安定志向ですね。悪いということではないです。 なぜなら生き物であれば必ず「安全の欲求」があるからです。 しかしながら、「与えられるもの」と解釈している人もいて、 必ずしも全ての方が活躍できるとは言えません。 ●通勤時間重視 仕事そのもののことではないんですね。ちょっと不安になります。 当方はあまり採用しないようにしています。 パートタイムの方は問題ないです。パートタイムの方はこれがほとんどですね。 お子さんの保育園の兼ね合いもあって。 ●報酬重視 これには、 1.自分の価値を測る・その価値を譲れないタイプ 2.転職すれば給与が上がると思い込んでいる井の中の蛙タイプ 3.単純に生活がかかっているタイプ 1は本当に活躍する人と頭が固い人かのどちらかですね。 2は、正直論外。スキルもないのに高い給与を要求します。 3の方はどうでしょう? 仕事云々ではなく兎に角やらなければならない。 意欲は高いですね。 ●自分の責任範疇重視 つなり、責任のある仕事に就きたいということ。 新卒、第二新卒に多いタイプです。 責任を与えて、できればいいです。 与えたら、「何したらいいですか?「やり方を聞いていないのでわかりません」 などという人が多いのでご注意を。 ●役職重視 この方は、高度経済成長の日本の産物でしょう。 自分の仕事を「部長」とかいう方ですね。 当社ではフラットな組織になっているのでマネージャーより 部下の方が給与が高いこともあります。 役職ではなく、仕事内容で考えましょう。 ざっと、こんなタイプがいるので、会社にあった方を採用してください、 ということです。タイプを整理しておくのはいいと思います。 自社で採用したい「人材の要件」を項目別にまとめ、 タイプわけする。そうすると面接回数やその日の気分や面接官が変わっても 採用基準が変わらずに採用できます。 以上が、採用サイドの考え方なので、 転職希望の方、そのあたりを踏まえて自分を振り返ってみて、 自分に会う会社を探してください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.07.05 20:41:17
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