★★kenkei＆みつ のぐだぐだ日記★★

運動会の練習の間ずっと勝ち続けていたクラスがありました。


だからララのいつも言うせりふは


『リレーは絶対に負けちゃうの。いくら頑張っても桃組サンが勝つのよ。』でした。


たしかにその担任の先生は、毎年運動会では有名な人。ララが年少さんの時は思わず『あれは・・・あの先生何？』って聞いちゃったほど気合が入ってるんです。だからかもちろん生徒もピリピリしておりました。


友達のママと子供達に気合を入れるため金曜日からプレッシャーをかけだしました・・・


そしてその甲斐あってか？当日女の子達はみんな一致団結し、優勝出来たのですが・・・問題は男の子なんです。


もちろん男の子も桃組に勝つぞっ！と頼もしいほど燃えておりました


『頑張ってよ～』と声を掛けると真剣な面持ちで『分かった・・・』と。ちょっとプレッシャーがかかりすぎてるんじゃ・・・と思ったくらいでした。スタートではベベになったのですが、途中で追い抜き一番に


もうその時には親も嬉しくって嬉しくって・・・そして後数人でアンカーという時に悲劇が起きました。


私の前に来た時には周りに抜かれまくりダントツのベベ


どうしてこんな事に？もしや誰かこけちゃったの？と心配しておりました。ちょうど私の見ていた位置からではどうなったのか確認できなかったのです。


そしてリレーが終わり男の子は・・・泣いていました余程悔しかったんでしょうねぇ。見ていても可哀想な位・・・よく頑張ったよって褒めてあげたいくらいでした。


『みんな一生懸命走ったんだから仕方ないよね』なんてママ達と話をしていると・・・


違う場所で見ていたママが『ちょっと違うのよ・・・一生懸命じゃないのよ・・・』とと言いながら戻ってきました。


話を聞くとバトンを受け取った一人の男の子がヘラヘラ笑いながらふざけて走っていたのでみんなに追い抜かれちゃったそう・・・あらあら・・・そりゃあ頑張った子は可哀想に・・・


でもやっぱり子供達はこの事を見逃しはしていませんでした。


リレーが終わってみんな集まった時


『お前が悪いから負けたじゃないか！』とこの男の子が言われていたそう・・・一生懸命走っていなかった事が許せなかったんでしょうね。男の子達は怒りながら泣いていたそうです。でも泣いている姿を女の子に見られたくなかったのか『目に砂が入った・・・』と言いながら・・・


それを夜ララから聞いてどう言ったら良いのが悩んでしまいました。


一生懸命に走って負けたのだったら

『○○君は一生懸命頑張ったんだよ。だから負けてもイジメちゃ駄目なの。』と胸を張って話をしたでしょう・・・


ちょっと後味の悪い結果でした。