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2007年10月10日
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未来社会で、水素は究極のエネルギーになるそうです。限りある石油資源と異なり、水素(H)を生産する原料は水(H2O)。水さえあればいくらでも生産できる、いわば無尽蔵のエネルギーというわけ。
既に、水素で走る車はトヨタ、ホンダ、マツダの各自動車メーカーが実用化しています。
さて、水素をエネルギーにする自動車には二通りあります。
水素と酸素を反応させて電気を起こし、それをバッテリーに蓄えながら走る燃料電池車と水素そのものをガソリンの代わりに燃やして走る水素エンジン自動車です。
前者は、早い話が電動自動車なので、排気ガスは出ません。出るのは、水素と酸素が反応した水だけ。
水素自動車2.JPG
後者は普通のエンジンを水素で動かしているので排気ガスは出ます。ただ、ガソリンと比べるとCO2やNOXは極端に少ないそうです。その上、ボタン一つでガソリンでの走行もOK。
水素自動車はまだ市販されていません。量産するにはまだ技術が伴わないことと、ガソリンスタンドのように全国に水素スタンドが整備される必要があるからです。
ガスの総合メーカー「岩谷産業」(カセットコンロでお馴染みですね)は、水素ガス供給の大手として、未来を担う子どもたちにエネルギーとしての水素を知ってもらおうと、種子島(鹿児島)から稚内(北海道)まで全国4500キロを走破するキャラバン隊を組んで各地を回っています。
先日、ここ島根県大田市の小学校にもやってきました。岩谷産業の創業者(2年前に102歳でなくなりました)が、その小学校の卒業生という縁で選ばれたそうです。
子どもたちは校庭を音もなく走る燃料電池車や水素エンジン車に乗って、ご満悦でした。





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最終更新日  2007年10月10日 16時29分24秒
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