ココ　の ブログ

​​​皆さん、ご機嫌よう！マイケルです。

宇宙船の無人探査機は光の玉や明瞭な小型の形に観えることがあります。小型無人探査機は撮影したりサンプルを採取します。光の玉の場合はそのまま消えてしまうものもありますから情報だけを母船に伝えるだけなのかも知れません。どちらが便利なのかというより用途によって使い分けるのでしょうが、光の玉の方が経費は安く済む筈です。しかし、お金の問題では無く資源の有効利用から観て判断すべきです。宇宙人にはお金の心配は必要なく、商売では無いので利益という概念が在りません。
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地球では公共性とか人類の為に有益に使うという根本原理が支配します。いわば一種の社会主義的共同社会なのでしょう。我々は昔からお金を経済的に使う様に叩きこまれていて資本主義であろうと共産主義であろうと物や行為に対して対価に置き換えます。保険も一種のお金に置き換えるシステムです。お金とは物々交換の不便性を解消することが最初に在った筈です。そして為替という概念が江戸時代に米相場から生まれました。やがてそれが先物投機という形で発展して行くのです。

しかし、美術品や骨とう品に価値を見出す様になると価値概念がある種の人間による操作が行われます。例えば、千利休による茶器の価値などがそうです。戦国武将は戦争が無くなり権力が価値を決める基準になって行くことで武家社会がピラミッドの形で確立し、士農工商の制度を守りながら支配者と被支配者とに分離し、やがて陰湿な権力抗争が舞台裏で行われる様に成り、先述の利休の茶器に観る様な別の価値で心の安寧を得ようとする様になる訳です。実際の支配者と影の支配者の対立がそうです。

豊臣秀吉はそれを利休に感じ取るのです。堺の魚屋だった町人風情が武家にたてつく立場になった構造が許せず、大徳寺の山門に​​飾られた利休の像が山門を通る時、見下ろされる屈辱が彼をして怒り心頭に達し、利休に切腹を命じるのです。町人に切腹と言う価値を与えた矛盾は、他の武将が利休に心酔している価値社会を壊す為に自分が尾張の百姓上がりで武家社会の最高権力者の座に就いた矛盾を認めさせる為にも止むを得ない処置であり、お金という対価社会の矛盾に生きる手段でした。​​

宇宙人には経済観念が無く、宇宙の意識（コズミック　コンシャスネス）は合理的な奉仕というシステムとして利益概念が無いのです。宇宙に在るものは全て因と結果の奉仕のシステムで成り立ち、売買という商売も成り立ちません。骨董的価値というのは地球人間の思い入れに過ぎず趣味の世界です。ビンテージのGパンなぞナンセンスの極みです。病院も無い、宇宙人の社会に銀行も存在しない訳です。科学文明が発達した社会ですから各家庭には治療器具のドクターボックスが在るからです。（続く）