ココ　の ブログ

皆さん、ご機嫌よう！マイケルです。

　円盤型UFOもドーナツ型UFOも是まで数多くアップして来ました。夫々何処か共通点が在ります。モデルチェンジとかマイナーチェンジをしているのでしょうか。飛行原理は惑星の引力に反発する反重力物質（磁力線）の利用ですから皆同じです。同じとは言え、出現ごとに斬新さを出さないことには人々は慣れっこになって観飽きてしまいますから宇宙人もその都度考えて居るのでしょう。パフォーマンス内容で変えるのです。時には動物の形や昆虫の場合もあります。

　生物以外には無機質的なものやガスや光だけの場合もあります。それらを発する元はUFO本体ですから極超短波の波長をボディーに伝えるだけで透明にも出来ます。アダムスキーはUFOが透明に見える原理を次のような例えで説明していました。換気扇や扇風機の羽根は回転が速ければ羽根を見ることは出来ません。回転数を落とすと見えて来る速度があります。そういう極超短波（確か、7,000オングストロームとか言っていました）をボディーに与えると消えて透明になるのだそうです。

　アダムスキーは高等教育を受けた人ではありません。が、宇宙人が何時も会場で目立たない様にしてテレパシーで彼に情報を与えていたのです。講演会の度に最後に質疑応答時間があるのですが、どれも丁寧に早口で応えます。人々は彼の博識に感激する訳です。彼自身は記憶力も良く、相当以前の講演内容も覚えていて彼の著作全集に総て載っていますが、それを日本語に翻訳したのが久保田八郎さんでした。彼はアダムスキーを心から信奉していましたから翻訳作業は苦に成らなかったそうです。

　ボクは久保田さんから50年前に目撃した巨大UFOについての問いかけに会話と短い手紙で答を受けました。しかし、「それは空中彫刻だったのでしょう」と書かれていたのが気に入りませんでした。空中彫刻とはホログラム、つまり映写機で空中に映し出す画像のことですから、自分の目で見たUFO本体のイメージから程遠かったのです。更には、突然フォースフィールドの雲に隠れてしまったのですからホログラムでボクに見せる為であれば雲を発生させる意味も無かった訳です。

　最初、京都東山の上空に小さな黒い点の様なUFOを見つけた時は、多分、鳥だろうと思っていたのでした。しかし、何故か気になって再度見ると目線がピタッとそれに結びつき、ジッと見つめたままの状態になったのです。前頭葉に働きかける念波の様な気がしました。試験勉強をしている時にスラスラと頭に入り込むあの冴えた状態だったのです。そういう意識状態の時は試験は100点の場合が多いものです。試験では無くUFOの目撃ですから誰かありに試されていた訳でもありません。

　そういう自分の自由意思で見たものを空中彫刻と決めつけられたのが気に入らなかったのです。久保田さんの英語翻訳にもその癖が現れている様でした。翻訳というのと通訳とでは多少意味が変わり、翻訳には日本語の言い回しに合わせたものが通り相場です。が、彼はカリフォルニアのことをキャリフォールニアとわざわざ訳しているのを見て笑ってしまったことがありました。他にも多々そういう似た表現が散見されました。それは発音に忠実と言うよりも自分の英語力の誇示に見えたのです。

　テレビの同時通訳でも下手な人の場合、通じない日本語で平気な人が居ます。英語で聞いている方が分かり易い場合があるのです。日本語をもっと勉強しないと通訳の仕事は無くなりますよ、とでも言いたくなる場面がありました。要は意思表示の言葉ですから英語もドイツ語もフランス語も同じです。イントネーションも大事ですが理解し易い意味を正確に伝えなければ意味がありません。発音は下手でも意味をしっかりと捉えていた明治期の学者はその点、分かっていた様でした。

　外国語の会話を文章だけでは表現し難いのは言外の言葉を含まないからです。直接相手と話をしているのと通訳を通して理解するのとでは当然スピードも意味も伝わり方が違います。文学なぞは直訳でなければならないと考えるのは意味論からすればナンセンスです。意訳の方が優れている場合が多いのです。短歌や和歌を翻訳するには韻を含む必要があります。それが出来ないことには歌に成らないからです。アダムスキーはポーランドの移民二世で癖はありながらも早口で冗談も言える程でした。

　そういう意味ではアダムスキーのアメリカ英語は舞台俳優の様な上手さはありませんが意思を伝えるには充分なものでした。文法は間違っていたでしょうが、会話は文法通りに話す必要は無いのです。それを久保田さんは勘違いされていたのでしょう。しかし、彼の功績は日本のUFO研究者には大きなものがありました。アダムスキー全集で揃っているのは英語と日本語だけです。世界にGAPは沢山在りますが、英語圏以外でも活躍している国が在る中で今や日本が一等先を行っている様です。（続く）​​