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2008年01月03日
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カテゴリ:音楽

新世界メータ 

ドヴォルザーク:交響曲第9番『新世界より』、第8番
ズービン・メータ指揮ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1975年 DECCA UCCD-7111

 



新年にふさわしい音楽といえば、ニューイヤーコンサートなどで演奏されるワルツやポルカが筆頭かもしれないが、私が聴いてみたくなるのはドヴォルザークの交響曲第9番『新世界より』である。

ボヘミアの作曲家であったドヴォルザークがアメリカに渡り、新しい世界で体験し、感じたことを交響曲に表して祖国への便りとした曲で、新鮮な風景・情緒・気分にあふれている。新年のすがすがしい気分にふさわしい曲だ。
第2楽章が歌曲『家路』となって特に良く知られている。

今日はズービン・メータ指揮のロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団の演奏を聴いた。

第1楽章
弦と木管で厳かに始まり、ティンパニの強打から活発な楽章が展開される。いかにも新しい世界の活気にあふれた様子が描かれる。メータはやや速めのテンポできびきびした演奏をしている。金管楽器がたくましく響き、気分がスカッとする演奏。

第2楽章
壮麗な金管の序奏に続いて有名な『家路』の旋律が奏でられる。良く、学校の下校時に流れる曲だが、聴きようによっては朝の感じにも思える。そして、瞑想のような独特の世界に入り込む。
木管楽器のパッセージで瞑想から脱すると、再び『家路』のメロディー。メータは丁寧にニュアンスを描き分けている。最後に、重厚な金管のファンファーレで締めくくる。

第3楽章
活き活きとリズムが刻まれる快活な楽章。ティンパニとトライアングルが心地よく響く。
表情がめまぐるしく変わる曲だが、メータはうまく描き分けて楽しませてくれる。

第4楽章
弦の導入部に快い金管のファンファーレのようなテーマが高らかに歌われる。
鳥が鳴き、自然の情景が描かれる。山河や峡谷が見えるようだ。チェロの美しい旋律が心を和ませる。
金管のファンファーレを含む全奏で終結となる。

全体にオーソドックスな演奏と思うが、メリハリがあって気分が良く、歌うところは歌っていて快い。ロサンゼルス・フィルもバランスの良い、とても良い音を出している。

このCDにカップリングされている交響曲第8番も美しく、聴き応えのある演奏だ。






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最終更新日  2008年01月04日 00時09分38秒
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