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カテゴリ:音楽マニアの独り言
最近タガがはずれたかのようにCDを買いあさっています。
ほんと、マズイ(汗)。 就職活動が一段落して、交通費がかからなくなったのを良いことに、浮いたお金は全部CDにつぎ込み、このていたらく。 本とCDで一体どれだけお金を使っているのか、自分でもそら恐ろしくなるくらいです。ちょっと、我慢すればもう少し専門書が買えるのではないかと思うのですが、同じ金額を使うなら数が多い方が良いなあと思ってしまう性質ですので、専門書よりもCDやそのほかの本を買ってしまう・・・。 ともあれ、こうして購入したCDについて書きたいと思います。 ANTICRIST SUPERSUTAR 説明不要なまでに有名になったMarylin Mansonの代表作です。 究極のビジュアル系などと勘違いされて日本で紹介されたこともありますが、日本で言うビジュアル系とは音楽性もスタンスも違うように思いますな。体から出る物全部出し豚の内臓などをぶちまけるという強烈なステージと、反キリスト的歌詞で強烈な拒否反応と熱狂を同時に巻き起こした希有なバンドですが、フロントマンであるブライアン・ワーナーの強烈な個性(いろんな事件を起こしていますね)とその破壊的な音楽が現在の地位にまで押し上げたことは確かでしょう。 コロンバイン事件では、犯人の少年達がマンソンを聴いていた為に、あの事件の引き金になったなどとやり玉に挙げられたことがありますが、もともとキリスト教系保守派に快く思われていなかったので、これを機会にたたかれたような印象があります。『ボウリング・フォー・コロンバイン』ではブライアンが銃社会とコロンバイン事件について話しているそうですが、銃社会について実に冷静で理知的な意見を持っているようです。 このアルバムは、マンソンの代表作であり、実に完成度の高い作品です。Nine Inch Nailsのトレント・レズナーとの蜜月時代に作っただけあって、NINからの影響もところどころに見えますが、その世界観は内向的なレズナーワールドとはまた違った魅力を持っています。 このアルバムでの白眉は、代表曲”The Beautiful People ”ですね。 MECHANICAL ANIMALS アンチクライストスーパースターから始まるマンソン三部作の2作目です。 インダストリアル系を彷彿とさせる音作りはは変わりませんが、前作よりも叙情性に満ちた曲も多く、よく練って作られた大作ですね。ジャケットもかなり有名。 この作品ではマトリックスの主題歌に使われた”ROCK IS DEAD”が収録されています。 HOLY WOOD マンソン三部作の第三作目にして、物語の時系列的には第一作目にあたるアルバムです。 ”IN THE SHADOW OF THE VALLEY OF DEATH”という副題が付けられています。 収録曲の中では一時期WWEでも使っていた”The Fight Song”が好きですね。 The System Has Failed 電撃解散から3年半。ついに我らがデイヴ・ムステインが帰ってきました!MEGA-DETHの最新作がこのアルバム。 しかし、もうマーティー・フリードマンもニック・メンザもいなければデイヴ・エレフソンすらおらず、初期の頃のようにムステインのソロ的アルバムになっています。しかし、まあメガデス=ムステインですので、実際にアルバムを聴いてみるとメガデス節は健在。しかも、初中期のような攻撃的なヘヴィメタルになっており、全体的なできはまず期待通り。 ”KICK THE CAHIR”や”Back In The Day”なんかを聴くと嬉しくなってしまいます。 次のアルバムに期待していますが、デイヴ自身もインタビューで何度か言っているように、もう一度マーティー・フリードマンとのコンビでアルバムを作って欲しいなあとも思ってしまいました。いや、マーティーでなくてもいいからデイヴと張り合えるギタリストがいてくれれば、更に更に飛躍すると思うんだけどな・・・。 eMOTIVe a perfect Circleのアルバムです。 友人のDBに良いよ!と言われながらも、これまで手を出して来なかったパーフェクトサークルのアルバムですが、今回、輸入盤2枚で3000円キャンペーンがCD屋で行われていたので、パパローチの新譜と一緒に買ってきました。 ミクスチャー系のバンドだと思っていたので、もっとNINの様な攻撃的な曲が多いのかと思ったのですが、叙情性豊かな落ち着いた曲が多くて驚きました。ですがこういうアルバムも実は結構好き。拾い物でした。 ”Imagine”や”Passive”が好きです。 ていうか・・・これってカバーアルバムなんですね。DBに聞いて初めて知りました。新曲はPASSIVEを含めて二曲だけ。そしてIMAGINEはあの、ジョン・レノンのイマジンのカバーだそうで・・・言われるまで全然気づかなかったorz。どうなってんだこのアレンジ(苦笑)。 GETTING AWAY WITH MURDER PAPA ROACHの最新作です。 わたしはパパローチの事をてっきりヒップホップ系だと思って、敬遠してきたのですが、思いっきりヘヴィロックじゃあないですか(大汗)。 今日、実家から宇都宮に帰る途中、大宮で本を買っていたのですが、ついでにとばかりにCD屋に行って、このアルバムを視聴し一発で陥落しました。 ちょっと財布の中身が危うかったのですが、それでもこれは絶対に欲しいと思い、買ってきてしまいました(汗)。 一曲目の”BLOOD”からしてメロディ重視の強烈なヘヴィロックを演っていて、”GETTING AWAY WITH MURDER”や”Done With You”をはじめとして、キャッチーでパワフルな曲が並んでいます。こういう系列の曲は本当にツボです。 パンク系好きな人にも安心してオススメできる作品です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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