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カテゴリ:歩く図書館と本の虫
今日も一日デスクワークの日で特に書くこともありませんので、最近読んだ本について書きたいと思います。
ねじまき鳥クロニクル 研修所にいた頃、某教官が絶賛していてオススメされていた本ですね。今更ながら購入してきました。実は村上春樹の長編を読むのは初めて(ずっと昔にホラー短編集かなんかで『鏡』という作品を読んだことはありました)。 なんとも奇妙な味わいのある作品で、大きく盛り上がるところがあるわけでもなく、どちらかというと淡々とした空気を醸し出している作品なのに先が気になって読んでしまいました。 本編自体も、3巻終盤の展開がなかなか熱くて面白かったのですが、戦争時代の挿話が強烈に印象に残っています。 あえてジャンル分けするならファンタジーの一種になるのかな? DEATH NOTE アナザーノート 西尾維新の手によるデスノートのノベライズ。キラと戦う前のLの活躍を描いた作品です。南空ナオミが大活躍。 いやあ、面白かったです。原作の要素をしっかり掴んで書かれた外伝というのは読んでいて気持ちが良いですね。 思いっきりミスリーディングにひっかかってしまってオチには全く気付きませんでした(苦笑)。 ウイスキー銘酒事典 自分の好きな酒位、ちょっとは知識を持っておきたいよね、という感じで買ってきた一冊。いかん、いろいろな銘柄を飲みたくなってきた・・・。 死者の書 ジョナサン・キャロルの処女作です。なんともいえない味のある作品で、ホラーというよりはダークファンタジーになりますね。 独特の気味の悪さと、真相と結末の不可思議感が魅力的な逸品です。 USAカニバケツ アメリカと映画とボンクラ魂。楽しい一冊です。 以前『まる見え』のベストでも取り上げられた『パラダイスロスト』の話は震えるなあ・・・。 アメリカ法廷映画ガイド 東京弁護士会館の地下で買ってきた本です。アメリカの法廷映画の紹介と、映画の中で使われているフレーズの解説が面白い作品ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/08/04 10:35:31 PM
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