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カテゴリ:歩く図書館と本の虫
最近読んだ本です。
音楽を聴きながら本を読むのが私にとっては一番の精神的リフレッシュの時間なのかも、と最近思っています^^ サマー・オブ・ナイト 『カーリーの歌』『ハイペリオンシリーズ』のダン・シモンズによる長編ホラー小説です。 といっても本格的にホラーになってくるのは分厚い上巻の最後の方から。 それまでは少年達の夏の生活がじっくりと書き込まれています。 後半の血脇肉躍る怒濤の展開ももちろん良いんですが、そこに至るまでに、本筋とは一件関係ないくらい書き込まれた少年達の夏の過ごし方が凄く良いです。 メランコリックな気分になるというか、あの、毎日のように友人達と遊んで、笑って、バカをやっていたあの頃の、純真というには下劣で(笑)、だけど難しいことを何も考えることもなく、途方もなく楽しかった小学校の頃の夏休みを思い出させてくれます。 キャラも立っていていい感じでした。特に上巻を引っ張る知能派の少年と、普通のジュブナイルものではまずヒロインにならないようなヒロイン(?)が特に印象的です。 本当にこの作品、凄くいいなあ。もっとも、本筋に入るまでが本当に長いので、人によってはテンポが悪いととられかねないとこはありますが。 時間泥棒 『星を継ぐもの』のJ・P・ホーガンの作品です。 わずか170頁程度の実に薄い本ですが、それだけにテンポが良く、その割にはキャラクターも立っていてなかなか面白い作品でした。 それにしても、創元SF文庫ってなんだか他の社で出ている本に比べて割高ですね。この本も分量の割には高いです。 ヘビメタさん 何度も日記に書いている『ヘビメタさん』の本です。 健全なロック・メタル本って感じですね。 ダーク・サイド・オブ・ロック2 こっちは健全じゃない方のロック・メタル本。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/08/30 10:48:02 PM
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