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カテゴリ:歩く図書館と本の虫
最近立て続けにドラえもん関係の本を購入しました。まさにドラえもんだらけ。
ドラえもんだらけといえば、単行本5巻に収録されている、のび太の宿題を代わりにやる羽目になったドラえもんが、2時間後、4時間後、6時間後、8時間後の自分を連れてきて、無理矢理一夜で宿題を終わらせようとするドタバタ喜劇ですね。実は5巻の中では一番好きなお話し。SFっぽいですし、ミステリータッチでもあるし落ちも効いていて面白い作品でした。 それはさておき、購入した本について、以下まとめて評。 ドラえもん カラー作品集6巻 ドラえもんの単行本未収録のカラー作品を集めた作品集の最終巻。 かつて低年齢向けに書かれた作品ばかりですので大変読みやすいです。 カラー作品集の5巻は爆笑ものの作品が入っていて楽しめましたが、今回は、比較的のんびりゆったりとした作品が多く、前巻とは楽しさが質がすこし違うかなと思います。 ドラえもん 深読みガイド 小学館ドラえもんルームが、単行本を分析した解説書。 内容的には、『ぼく、ドラえもん(全25巻)』及び『もっとドラえもん(全5巻)』の記事である『てんコミ探偵団』を一冊にまとめ、さらに記事を追加した本です。 私は上記30冊の雑誌は全部持っているのですが、この本を読んだときには『てんコミ探偵団』のまとめ本だとは気付きませんでした。 内容は実に濃く、値段も手頃で、かなりの良本だと思います。 ドラことば 心に響く名言集という副題が付いているように、ドラえもんに出てきた名言を、読者・声優・作家・編集者が厳選して、それぞれにコメントを加えている本ですね。 作家辻村深月のコラムがなかなか味があって良い感じです。 ドラことば、ドラえもんの名言ですか。いろいろありますね。 個人的には『さようなら、ドラえもん』ののび太のセリフと、『のび太の結婚前夜』のしずかちゃんのパパの言葉が印象深いですが、やはりこのあたりは多くの人が同じように感じているらしく、本の中でも様々言及があります。 名言ではないけど印象に残っているセリフは 「きみは実にばかだな」 と 「当たり前だろ、フグが自分の毒で死ぬか?」 の二つですかね(いずれもドラえもんのセリフですね)^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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