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カテゴリ:歩く図書館と本の虫
ちょっと疲れたなあと思ってたけれど食事のあと、もろもろ片付けなどをして少しだけ横になっていたらいつの間にか寝ていた剣竜です。
それはさておき、表題のお話。 おととい位に購入した『銀河ヒッチハイク・ガイド』について。 ダグラス・アダムス作のSFコメディ小説で、前々から友人のocobaが面白いと勧めていましたのでふいっと買ってきました。 いやあ、ocobaだけでなくいろんなところでこの作品について聞いていたため、ある程度の筋はわかっていたのですが、これ何も知らないで読んでいたら爆笑していたのではないでしょうか。非常に楽しく面白いSFコメディでした。 なにしろ冒頭45ページでいきなり地球が滅亡するのですが、その理由がとにかくひどくて笑えます。地球滅亡にまつわるお話が主人公の自宅のお話と対比されているところもまたいい味を出しています。 ほかにも『生命と宇宙とその他もろもろ』の真理の答えとか、人間が地球で3番目に知能の高い生き物にすぎないなら1番と2番はいかなる生物かとか、『銀河ヒッチハイク・ガイド』に記載されている(宇宙版『地球の歩き方』のような本?)地球の記載項目とか、いちいちがおかしくて読んでいて苦笑を誘われます。 登場するキャラクターもまたいい味を出していて、人間よりもはるかに高い知性を有しているが故に極度に鬱で被害妄想のロボットとか、どんな状況でも無駄にハイテンションかつ明るい宇宙船とか、印象深い連中がごろごろ出てきます。 河出文庫版を購入したのですが、これは字のポイント数も大きく、文体も非常に読みやすいことからさくさくと読み進められるのも好印象。 まさにオススメのSFコメディ小説です^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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