|
カテゴリ:歩く図書館と本の虫
すんごいいまさらですが、友人のocobaに進められていた宮部みゆきの『理由』を読みました。
千住のマンションで起こった殺人事件。 その殺人事件の犯人は誰か、どうやって犯人が判別したのか。 当日、何がおこったのか。 そうした事件自体を、すべてが終わった後にTVスタッフなりドキュメンタリー作家なりが、一つ一つの事象、関わった一人一人の心象などを取材していって解き明かしていくという公正になっています。 いや、これがいいんですね。 とにかく引き込まれるんです。 本当にぶあつい作品だけど、次から次へと読み進めたくなる。 そして事件の全体像が見えた後にさくっとかかれる短いエピローグ。この終局のシークエンスがあるからこそ、最後の部分でくるんですよね鳥肌が。ほんとにぞくっと来ました。 この作品は本当に面白いです。オススメ^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/10/22 09:22:07 PM
コメント(0) | コメントを書く
[歩く図書館と本の虫] カテゴリの最新記事
|
|