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テーマ:お肌の健康(72)
カテゴリ:肌の健康
<石油から作られる合成石鹸>
石鹸は元来、天然の油脂・灰(アルカリ)・水の3つを反応させて作るものですが、1930年代に入ると、短時間で、安く、大量に生産することを可能にするために、石油から化学合成された原料を使用する様になりました。 石油からガソリン・軽油・灯油などを精製した後に残った工業用の油に硫酸を反応させたものが、洗剤やプラスチック、道路のアスファルトの原料として使用されているのです。さらには、商品として長く持たせるための防腐剤(パラベン)や泡立ちを良くするための増泡剤(合成界面活性剤など)、色を鮮やかに見せるための顔料(赤色○号、青色○号)、香りをつけるための人工香料など、さまざまな化学合成物質を大量に加える様になったのです。 こうしてできた石鹸を、(化学)合成石鹸と呼んでいます。現在、市場で販売されている多くの石鹸、ボディシャンプー、頭髪用シャンプー、リンス等は(化学)合成石鹸です。これらに含まれる化学合成物質は皮膚を強く刺激するばかりでなく、有害な成分が皮膚から私たちの体の内部へと侵入し、体内に蓄積されることが問題視される様になっています。 (⇒経皮毒について) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年02月19日 01時08分21秒
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