C子ママの場合・怒り編C子ママは「失敗してしまいました。」と正直に話してくれました。 その日は娘17歳とお買い物。 何時も行くマーケットではなくて、 新開店したばかりの、日系マーケットへ 行くことにしました。 ママだって、時には違うマーケットへ行ってみたいです。 娘が直ぐ違うと気が付きました。 「何時もの店と違うね」 「そうね、だけど何時もの店の支店だから 同じ様な店なのよ。」 嫌な予感がしましたが、それでも 新しい店に入っていきました。 何時もの店なら、娘は自分の好きなお菓子の 置いてある場所も知っています。 だから、お店に入ると自分で勝手にお菓子売り場へ 飛んで行きます。 新しい店の中では、自分の好きなお菓子が見つかりません。 パニックになった娘は、ウロウロ店を歩きます。 隣の本屋にも言ってみますが、気に入った本も無くて ガッカリ。 ママとしては、後少し静かに待っていて欲しいと 心から思いました。 「その椅子に座って待っていてね。」 パニック状態の娘にはその言葉は無理でした。 椅子をキック、キック、キック。 こんな店になんか居たくありません。 早く店を出て、何時ものお店に行きたい娘。 「わ~~~。」娘は大きな声で叫びます。 セミナーで習った SEAT も全て忘れて、 「いい加減にしなさい!」 と怒鳴ってしまったママでした。 次のページへ・・・ |