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カテゴリ:ラジオより
NHKラジオで「鎌田實 いのちの対話 総集編」を聞いた。
好きな番組の一つで、最近は公開放送として祝日などに放送されている。 多彩なゲストも魅力の一つだ。 聞き逃した回で作曲家の宮川奏(ひろし)?あきらさん?が童謡「シャボン玉」にまつわる話をされていたが、ご自身も最初の子どもを亡くされており、自分が音楽をやっていくためのテーマとして、すべての人々の共通のテーマである「命」を選んだという。 「シャボン玉」の作詞をした野口雨情は、明治41年3月に先妻(高塩ひろ)との間に長女をもうけた。しかし長女はわずか7日で亡くなってしまう。彼の詞は、この悲しい事実がきっかけとなった、とも言われているそうだ。 シャボン玉飛んだ 屋根まで飛んだ 屋根まで飛んで こはれて消えた シャボン玉消えた 飛ばずに消えた 生まれてすぐに こはれて消えた 風々吹くな シャボン玉飛ばそ 風々吹くな シャボン玉飛ばそ というところに親心を感じずにはおられない。儚い命を壊れないようにだいじにするよう、また亡くなった我が子の魂を高く高く飛ばそうとする様が思い浮かぶ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.03.22 16:32:12
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