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新入門の拳士がいると
難しい事をやさしく、わかりやすく 説明しなければいけなくなり、 いろんな事が整理されてきます。 流水蹴り、内受突きを教えてきて、 よりシンプルにするために、 相手との布陣も対構えにしてみると、 あらあら簡単、 前入り身で「内受突き」・・・拳の裏 「千鳥返し」・・・拳の上 「打上突き」・・・拳の下 後引き身で「流水蹴り」・・・拳の表 「内受蹴り」・・・拳の裏 と整理する事が出来ました。 新入門の人がいると、 むずかしいことをやさしく やさしいことをふかく、 ふかいことをおもしろく、 おもしろいことをまじめに、 まじめなことをゆかいに、 そしてゆかいなことはあくまでゆかいに (井上ひさし様の言葉) 教えないといけないと思います。 さて、話は変わりますが、 14年間飼っていた犬が この2年間ほど生死の間をいったり、 きたりしていましたが、 とうとう金曜日に死にました。 「命の尊さ」を教えるのに、 何千回と大切なんだと言うより、 本当に大切にしている姿を1回見せる事の方が、 よほど効き目があると思います。 現在はバラバラに住んでいる子どもたちが、 本当によく最後まで面倒を見てくれました。 今家にいる末の娘は、この2週間ぐらい、 ずっと夜もほとんど寝ずに看病してくれて いました。最後の4,5日は、1時間おきぐらいに 発作が起き、白目をむいて呼吸困難になって よだれ、糞尿を垂れ流しになっているにも かかわらず、ずっと抱きしめてくれて いたようです。 金曜日の朝、娘は学校に、私は会社に出て、 ようやく安心したのか、女房に看取られながら 息を引き取ったようです。 そして、日曜日にならないと全員そろわない ということで、亡くなってもそのまま、 リビングに居らせ ずっと娘が寄り添って寝ていました。 日曜日には、家族が全員そろったので、 みんなで荼毘に付してあげました。 ペットを飼うという事は、 最後まで面倒みてあげる事で、 命とは、最後までその人のもので、 (天のもの、) 人が決して奪うものではありませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年10月12日 21時01分44秒
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