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朝、大阪から京阪電車に乗って京都の実家に戻った。
この日は以前からお会いしたかった方と会う約束を していた。 めっちゃご近所さんで尊敬すべき京都市上京区民。 西陣(注:京都の地域名&織物の名産地)の宝である。 恐らく私が小学生で氏が中学生だった頃、 近所の晴明さん(注:晴明神社のこと)か商店街で すれ違っているはずである。 西陣はもともと過疎化が進んでいた。 老人が多く、子供が少なくなっていた。 そのうち小学校や中学校はどんどん廃校や合併が進み、 数多くの学校が消えた。 私が通った小学校も中学も廃校となった。 西陣織は衰退の一途を辿り、近所からは糸繰りの音が 消こえなくなっていった。 そして、伝統工芸の後継者が足りないという、 とにかく悲しい現状である。 そんな西陣で地域、京都に根付いた経済活動をされて いる方と知り合いやっとお会いすることができた。 転勤で東京に来て、西陣にまったく貢献していない私 には頭が上がらない存在だ。 西陣出身の女性では私は比較的珍しい存在で、だいたい の子は地元に残っているか、一回外に出ても必ず京都に 戻ってくる。これは男性でも同じ。 とにかく地元のつながりが物凄く濃い地域である。 氏は腰が低くて、優しい京都弁をしゃべらはる。 話してると自分が西陣の人間やと思い出させてくれはる。 京都らしさを大切にした活性化を進める氏の活躍を 陰ながら応援させていただこう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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